朝のポンドドルは1.11ちょうど前後での推移。火曜日の海外市場でベイリー英中銀総裁が英中銀による長期債の購入オペを予定通り14日で終了すると発言し、ポンドが急落。東京市場でも当初ポンド売りの動きが見られたが、英紙FTが匿名筋情報として購入延長を示唆と報じたことで給とする場面が見られた。英中銀はその報道を否定し、予定通り14日での終了を改めて示したが、担保要件を拡大したオペを11月10日まで延長し、長期債価格の低下を受けて警戒が広がる年金基金の現金確保などの道を示したことで、市場はポンド買いが継続。1.11台を回復した。もっとも英長期債利回りは上昇傾向(債券価格の下落)を見せており、警戒感が残る展開に。
GBPUSD 1.1097 GBPJPY 162.92