エネルギー危機を背景に欧州で厳しい冬が予想されることから、ユーロは回復に苦戦する可能性があるとの指摘は根強い。ユーロドルがパリティ(1.00ドル)を超えるレベルまで持続的に回復するには、FRBがタカ派スタンスを転換することへの期待に市場がより積極的になるか、リスク資産を持続的に支援する他の要因によってのみ駆動されるかもしれないという。
ユーロドルは今年の残りの期間に0.90-0.95ドル水準まで下落し、そのレンジでもみ合う可能性もあるという。
EUR/USD 0.9820 EUR/JPY 142.24 EUR/GBP 0.8785
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美