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為替相場まとめ3月21日から3月25日の週

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26

2022-03

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2022-03-26
市場予測
為替相場まとめ3月21日から3月25日の週
 21日からの週は、円安が進行した。日米の金融政策姿勢の差がより一層鮮明になったことがドル円相場を押し上げた。米金融当局は直近のFOMCで年内毎回の会合での利上げを示唆した。資産縮小の開始についても言及された。今週はさらにパウエルFRB議長をはじめとした米金融当局者らが0.5%幅の利上げの可能性を示唆し、予想以上のタカ派姿勢をみせた。米債利回りの上昇とともにドル買い圧力となった。一方で、日銀では黒田日銀総裁が緩和継続姿勢をはっきりと示した。当面の利上げの可能性を否定、輸入物価によるインフレの場合には金融引き締めを行うことに警戒感を示していた。また、円安についても経済全般に対するメリットが大きいと容認姿勢だった。ドル円は2015年12月以来の高値水準である122円台まで買われる場面があった。クロス円も総じて円安方向に振れた。ユーロ円は134円台、ポンド円は161円台、豪ドル円は92円近辺まで高値を伸ばした。NY原油先物は再び116ドル台まで一時上昇。株式市場は不安定に変動したが、大きな崩れはみせていない。ウクライナ戦争は開始から1カ月を過ぎた。民間人の被害が拡大、海外への避難民は数百万人に達している。西側諸国は一段と制裁措置を強めている。ロシアは引き続き強硬姿勢。この問題の早期解決は望み薄となっている。世界的なインフレが、より長期化する覚悟が必要に。この週は、ハンガリー、ノルウェー、南アフリカ、メキシコなどの中央銀行が利上げを発表している。

(21日)
 東京市場は春分の日の祝日のため休場。

 ロンドン市場は、方向性に欠ける値動き。ドル円は119円台前半での揉み合い。ユーロドルは上値を試したが1.1070近辺と先週末NY高値付近で上値を抑えられると、1.1020台まで反落。ユーロ円も132円手前まで上昇したあとは131.50割れ水準へと反落。ポンド、豪ドルは上値が重くじり安の動き。米株先物はアジア時間に軟調な取引だったが、ロンドン時間には下げ一服。欧州株は原油高に反応して資源関連株が多い英FT指数は堅調も、ウクライナ情勢やインフレ動向を警戒した独仏株価指数は上値を抑えられて揉み合っている。NY原油先物は先週末の104ドル台からロンドン序盤には109ドル台に上伸している。独連銀は、ドイツの経済回復は戦争によって著しく損なわれた、第2四半期に期待されていた強い経済回復は、一転してかなり弱含む可能性がある、との認識を示した。ラガルドECB総裁は、現時点ではスタグフレーションになるような要素は見当たらない、ECBの金融政策は米FOMCと同調するわけではない、などとした。米2年債利回りは2019年5月以来の2%に上昇。ウクライナ情勢については、依然として事態が好転する兆しはみられず。ウクライナ首都キエフでは、夜間外出禁止令がだされた。

 NY市場で、ドル円は119円台半ばまで上げ幅を拡大した。ウクライナ情勢に対する楽観的な雰囲気が市場に広まっているほか、きょうはパウエルFRB議長の全米企業エコノミスト協会(NABE)での講演が伝わり、為替市場はドル買いの反応が見られたことがサポートした。議長は、必要なら毎会合で0.25%を上回る利上げを実施する意向を示し、必要に応じて中立金利を上回る引き締めに動く可能性も示唆した。先週のタカ派なFOMCを追認する内容となった。ユーロドルは1.10台前半へと下落。ECBにも年内2回利上げ観測が広がっているが、FRBほどのタカ派ぶりはみられていない。一方、ポンドドルは買いが優勢となり、1.32台を回復している。先週は英中銀金融政策委員会を受けて売りが強まったが、売りは1.30台ではサポートされており、週明けは買い戻しを誘ったようだ。今週はスナク英財務相が春季予算計画を発表するが、景気浮揚には物足りない内容になるとの見方がでていた。

(22日)
 東京市場では、ドル円が上昇。心理的な節目120円を午前中につけた。その後はいったん調整に押されるも下げは限定的。午後には再び120円台にしっかりと乗せ、高値を120.40台に伸ばした。昨日の海外市場でパウエル米FRB議長が企業エコノミスト協会での会合で、今後の大幅利上げの可能性に言及。米債利回りの上昇などを伴ってドル高の動きとなった。先週日本銀行金融政策決定会合で緩和姿勢が強調されタカ派姿勢を強める米国との対照的な状況とあって、ドル買い円売りが入りやすくなった。節目である120円をはっきりと上回ったことで、短期筋の見切り買いもみられた。一方で日経平均を含めアジア株が総じて堅調な地合いとなり、クロス円も買われた。NY原油の大幅上昇もあり、資源国通貨の買いが目立つなかで豪ドル円は89円台を付ける動きに。

 ロンドン市場は、円相場が全面安。ドル円は一時121.03レベルまで買われ、2016年2月以来のドル高・円安水準に。東京朝方の119円台半ばからは1円50銭を超える上昇幅となった。クロス円の上昇も加速。ユーロ円は一時133円台乗せ、ポンド円は159円台後半へ、豪ドル円は89円台後半へと買われた。市場では日米金融当局の対照的なスタンスの差が改めて意識されている。昨日にパウエルFRB議長が0.5%幅など大幅利上げの可能性を示唆したことが決定打となったようだ。米10年債利回りは一時2.35%台まで上昇。東京市場でドル円が節目の120円台を突破したことをきっかけに、ファンド勢が円売りを持ち込んだとの観測もでていた。ドル円以外の通貨ではポンドドルや豪ドル/ドルが上伸、ユーロドルは東京市場での下げを消すなどドル売りの動きが優勢となり、クロス円の上昇を支援した。欧州株は米株先物・時間外取引とともに堅調に推移。ウクライナ情勢に進展はみられず、依然として深刻な状況となっているが、市場はロシア債デフォルトがひとまず回避されたことを好感しているようだ。 

 NY市場は、売買が交錯。ドル円はロンドン午前に121円台まで一時上昇。NY時間にはドル買いは一服しているが、前日のパウエルFRB議長の講演を受けて、米国債利回りの上昇が続いており、ドル円をサポートしている。市場はFRBに対して、さらにタカ派な見方を強めており、5月、6月のFOMCは0.50%の大幅利上げの可能性も指摘され始めているようだ。また、市場はウクライナ情勢への懸念を一服させており、株高・円安の動きがドル円を押し上げている。ユーロドルはロンドン朝方に1.0960付近まで下落したが、NY時間にかけては反発し、1.10台を回復した。米FRBが速いペースで利上げする観測が広がる一方で、ECBの利上げについてはまだ市場の見方が定まらないようだ。ポンドドルは1.3275付近まで高値を伸ばしたあとは、1.32台半ば付近で売買が交錯した。リスク選好や原油高などで押しあげられたポンド相場だが、明日の英物価統計と予算案発表を控えて動きにくい面がみられた。

(23日)
 東京市場で、ドル円は一段高となった。序盤に高値を121.41近辺に伸ばした。2016年2月以来の高値水準となった。その後は120.80近辺まで軟化する場面があったが、中盤以降は121円近辺での揉み合いに落ち着いた。市場では上昇ペースの速さに警戒感もみられていた。クロス円も上昇基調で推移してきた。ユーロ円は133.89近辺まで、ポンド円は161.11近辺まで、豪ドル円は90.66近辺まで一時上値を伸ばした。ただ、いずれも過熱感の高まりもあって、高値からはやや調整が入っている。ユーロドルは1.1020付近から1.1040付近での揉み合いが続いた。日経平均は7日続伸し、2万8千円台を回復した。

 ロンドン市場は、ポンドやユーロが軟調に推移した。前日までの上昇に対する調整が入っているもよう。ポンド売りが先行した。2月英消費者物価指数は前年比+6.2%と30年来の高い伸びとなったが、ポンドは買われず売りに押される展開に。対ドルで1.32台後半から前半へ、対円で161円手前から159円台後半へと下落している。また、この後発表される英予算計画で成長予測が引き下げられるとの観測が出ており、ポンド売りにつながったとの見方もあった。ユーロも上昇一服。ユーロドルは1.10台半ばで上値を抑えられると1.10台割れへ、ユーロ円は133円台後半から一時133円台割れへと軟化した。ドル円は東京朝方に121.41レベルの高値をつけたあとは、上値重く推移。ロンドン序盤には121円台を割り込む水準で推移している。NY原油先物が112ドル付近へと再び上昇しており、豪ドルは底堅い値動き。対ドルは0.74台後半に高値を伸ばした。ゼレンスキー大統領は日本の国会で演説、日本の対ロ措置に感謝するとともに、さらなる制裁を要請した。 

 NY市場では、ドル円の上値が重かった。一時120.60近辺まで下落する場面があった。その後は121円台を回復しているが、上値追いには慎重だった。このところの急上昇で過熱感は否めず、過熱感を測るテクニカル指標であるRSIは買われ過ぎの水準である70を遥かに上回り、83まで上昇した。ただ、日米金融スタンスの明確な差はドル高・円安圧力となっており、調整一巡後は再び上向くとの見方が優勢のようだ。ユーロドルは戻り売りに押され、一時1.09台まで下落。このところ、市場のECB利上げ開始に関する見方が神経質に揺れ動いており、足元では今後12か月で3回程度の利上げを見込んでいる動きもみられた。ポンドドルは1.3175近辺まで下落後、1.32台に戻す展開。きょうはスナク英財務相が春の予算案を発表。インフレ、ウクライナ危機で悪化した生活水準への支援策が与野党から求められていたが、その要請に応じて、年金、雇用保険などを含む国民保険の支払い基準緩和や、燃料税の軽減、助成金の増額、雇用手当引き上げ、そして、所得税減税も発表していた。ただ、市場からは効果を疑問視する声も多かった。

(24日)
 東京市場は、ドル買いが優勢。米債利回りの上昇を背景にドル高の動きが強まった。ドル円は前日に121.40台をつけたあとは120.50台まで調整が入ったが、NY午後に121円台を回復した。東京市場では揉み合いのなかで一時121円台割れとなる場面があったが、午前中には121.30付近まで再び上昇。午後には前日高値を上回り121.49近辺まで高値を伸ばした。ユーロドルは1.1010台から1.10台割れとなり、午後には1.0970台まで下落。ユーロ円は133台割れとなる場面があったが、午後には133円台前半に戻した。先週の米FOMCでのタカ派な姿勢と、その後のパウエル議長を含めたFOMCメンバーの金融引き締めに対する前向きな姿勢がドル買いを誘っている。CME FEDWATCHでは5月の0.5%利上げを68%織り込んでいる。

 ロンドン市場は、円安が進行。ドル円は121円台半ばの節目を上回ると、高値を121.75レベルに更新。2015年12月以来のドル高・円安水準に。上昇後の調整の動きは限定的。ユーロ円は133円台前半から133.78近辺まで、ポンド円は159円台後半から160.69近辺まで高値を伸ばした。ユーロやポンドは対ドルでは神経質な振幅をみせているが、クロス円での円安傾向は維持されている。米10年債利回りが上昇。2.32%近辺から2.39%台まで一時上昇した。ユーロドルは1.0970台から1.1000付近で神経質に振幅。ポンドドルは1.3150台まで下落したあと1.32ちょうど近辺に戻す下に往って来いの値動き。欧州株は売りが優勢も、米株先物は時間外取引で前日の下げから反発している。NY原油先物は113ドル台割れまで下落する場面があったが、足元では115ドル付近で揉み合っている。片岡日銀審議委員が円安の全体的な効果はプラス、と述べたことが、円安容認と市場に捉えられた面が指摘された。米金融当局が一段とタカ派色を強めるなかで、ドル円の上昇ドライブとして再び意識されたようだ。

 NY市場で、ドル円は122円台まで上昇。FRBの想定以上の利上げへの積極姿勢から、ドル円が動向を注視している米国債利回りが上昇を続けており、本日は米株も反発していることから、ドル円には追い風が吹いている。本邦勢の年度末に絡んだ買いが活発に入っているとの観測もでていた。ただ、さすがに過熱感は否めず、テクニカル的にはいつ売りが入ってもおかしくはないとの指摘もあった。ユーロドルはNY序盤に1.0960台まで下落したが、その後は1.10台乗せと振幅。取引後半には1.10挟みの水準で売買が交錯した。ポンドドルは何度か1.32台に上昇するも、大台は維持できていない。1.31台後半を中心に神経質に振れる展開だった。欧州、英国ともに、目先はウクライナ戦争を受けたインフレ対応の思惑が働きやすいものの、金融引き締めや生活水準への打撃などで今後の成長鈍化が懸念されていた。

(25日)
 東京市場は、ドル円が反落。ドル円は前日海外市場で122.40台まで上昇。東京朝にも122.43近辺までわずかに高値を更新した。しかし、東京勢が本格参加すると一転して売りが強まった。実需筋からの売りが入ったことに加え、黒田日銀総裁の衆院委員会答弁で、円安けん制があるのではとの思惑が売りを誘った。総裁答弁は円の信用が毀損したものではない、安定的な動きが望ましく、注視していくといった無難なものにまとまったが、その後の戻りは限定的。午後には121.10台まで下落した。ただ、ロンドン勢の参加を控えて121円台後半へと下げ一服となっている。クロス円も同様に振幅した。ポンド円は一時160円台前半、ユーロ円は133円台後半まで下落。ドルは全般に軟調。ユーロドルは1.10台前半、ポンドドルは1.32台前半でじり高に。

 ロンドン市場では、ドル円の下げが一服。米10年債利回りが再び2.37%台まで上昇する動きに、ドル買いが優勢となっている。ドル円は122円手前まで反発したが、大台には乗せられず、121円台半ばから後半で揉み合っている。週末調整のタイミングでもあり、売買が交錯している。ポンドドルが軟調。1.32台を割り込むと1.3160近辺まで下げた。朝方に発表された2月英小売売上高が前月比-0.3%と予想外の減少となったことが重石となった。ポンド円も161円付近から一時160円台割れまで下落した。ユーロドルは1.1030台まで買われていたが、ロンドン時間に入ると上値が重くなり1.10ちょうど付近まで軟化した。ユーロ円は振幅しながらも134円台割れへと下押しされている。3月独Ifo景況感指数は90.8と2020年7月以来の低水準だった。その一方で、米国がEUに天然ガスの追加供給することで合意と報じられたことが好感されて欧州株は堅調に推移。

 NY市場でドル円は122円台に戻している。東京時間には121円台前半まで下げる場面が見られたが、一時的な下げに留まっている。市場では米金利先高観がさらに強まっており、短期金融市場では年内にさらに2.00%の利上げを織り込む動きが見られている。ウクライナ危機が依然として混沌としている中、米大手金融などからよりタカ派な見通しが出ていたことも米利上げ期待を押し上げている模様。米国債利回りも上昇が続いており、ドル円の下値はしっかりとサポートされているようだ。

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