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為替相場まとめ5月30日から6月3日の週

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04

2022-06

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2022-06-04
市場予測
為替相場まとめ5月30日から6月3日の週
 30日からの週は、ドル円が130円台をつけた。クロス円も上昇しており、円安の動きが優勢だった。ただ、リスク選好の円売りというよりは、日米や日欧の金融政策スタンスの差が円売りを誘発していたようだ。米国ではウォラー理事やブレイナード副議長から市場での9月の利上げ休止観測に否定的なタカ派の意見が表明された。欧州でもECB高官の一部からは0.5%ポイント利上げを提唱する声が上がった。最新のユーロ圏インフレデータは記録的な伸びを更新した。一方、日銀高官からは、引き続き強力な金融緩和の継続が示された。また、OPECプラスではロシアの原油減産に対応して、7月以降の増産が示された。しかし、市場では世界需要を賄うには不十分として原油先物は上昇した。豪ドルやカナダドルなど資源国通貨は堅調に推移した。カナダ中銀が0.50%ポイント利上げを実施するとともに、今後の追加利上げを示唆したことがカナダドル買いにつながる面もあった。米欧株式市場は神経質に上下動。月末要因の実需取引なども持ち込まれた。円安傾向とは対照的に、ドル相場は次の展開を探る混とんとした状況となっていた。週末に発表された米雇用統計は雇用者数の増加が予想を上回り、米債利回りが上昇、ドル買いの反応が広がった。

(30日)
 東京市場で、ドル円は振幅も前週末水準からは離れず。朝方に買いが入ると高値を127.30台まで伸ばした。先週末までダウ平均が6日続騰となり、週明けの東京・アジア市場でも株高の動きが期待されたもよう。しかし、その後は一転してドル売り・円買いに。127円台割れから126.80台まで下落した。午後には127円ちょうど前後での揉み合いに落ち着いた。米国勢がメモリアルデーで不在となることで、様子見気分が広がった。ユーロドルはドル売り圧力に支えられて、1.0730付近から1.0760付近へと買われた。

 ロンドン市場は、円売りが優勢。先週末の米株上昇で週明けもリスク選好ムード。金曜日の米PCEデフレータが2カ月連続で伸び鈍化となったことが、市場に好感された。週明け時間外取引の米株先物は続伸、欧州株も買いが先行。加えて、ユーロ買いの面も。4月ドイツ輸入物価指数は前年比+31.7%と前回から一段と上昇。州別のドイツ消費者物価指数も発表されており、ノルトライン・ウェストファーレン州は5月に前年比+8.1%と、前回の+7.7%から上昇率が加速した。日本時間午後9時に発表予定の全国版の消費者物価指数速報値にも影響しそうだ。独伊債利回りなど欧州債券利回りが上昇している。ドル円が127円台半ばをうかがう中で、ユーロ円は137円台乗せ、ユーロドルは1.07台後半へと上昇。ポンド円は161円台乗せ、ポンドドルは1.26台前半では買いが入り、1.26台半ばへと底堅く推移。ユーロポンドではユーロ買い・ポンド売りが優勢。

 NY市場は、メモリアルデーのため休場。

(31日)
 東京市場では、午前にドル買いが強まった。ウォラー米FRB理事が「インフレが著しく低下するまで、毎会合50bp利上げすることを提唱する」と発言したことに反応した。同理事は常任理事の中では最もタカ派な姿勢で知られているが、毎会合の0.5%利上げという発言にはインパクトがあり、ドル円は127.70台から128.30台まで一時上昇した。その後は127.80台までじり安に。上昇していた米株先物が金融引き締め懸念で軟化し、調整売りにつながった。ユーロドルは午前に1.0770付近から1.0740割れまで下落、その後は1.0750挟みに落ち着いた。ユーロ円は138円近くまで買われたあとはすぐに売りに転じている。株式市場の調整の動きが円買い圧力となった。

 ロンドン市場は、リスク警戒の動きで円高・ドル高・ユーロ安に。昨日の会合でEUが対ロ制裁措置の強化で合意、ロシア産原油の禁輸措置を表明した。これを受けて原油先物が大幅上昇となっており、特に欧州でのインフレ高進が警戒されている。その中で発表された5月ユーロ圏消費者物価速報は前年比8.1%と一段とインフレが加速。独失業者数の減少ペースも鈍った。ユーロは各主要通貨に対して売られ対ドルは1.07台割れ、対円は137円台割れ、対ポンドでも0.85割れまで一時下押しされた。欧州株では英FT指数がプラス圏で推移しているが、独仏指数はマイナス圏に沈んでいる。序盤は円買いの動きが目立ったが、次第にドル高の動きへと転じた。ポンドドルは1.26台割れへと軟化。ドル円は127.60台まで下落したあと、128円台に戻している。リスク回避の動きのなかで、ユーロ売りが目立っている。

 NY市場は、ドル買いが優勢。ドル円は128円台を回復。米株式市場は上げが一服も、米債利回りは上昇、それに月末要因も重なってドル円に買い戻しが膨らんだもよう。東京朝方にウォラーFRB理事が「必要な限り0.50%ポイントの利上げが好ましい」とのタカ派なコメントを出したことも、ドル円をサポート。一部からは、FRBが9月に利上げを実施した後に一旦様子を見るとの観測も出ているが、ウォラー理事の発言はその期待を後退させた格好。ユーロドルは一時1.06台後半まで下落も、NY時間に入ると買い戻された。市場は7月のECB理事会での0.50%ポイントの大幅利上げへの期待を高めており、ユーロドルは底堅く推移。一方、EUがロシア産原油の一部禁輸で合意したことは、インフレ高進とともに景気後退リスクを高めるとの警戒感がみられた。ポンドドルも一時1.2560付近まで下落したあとは、1.26台に戻した。
 
(1日)
 東京市場では、ドル高・円安の動き。ドル円は129円台まで上昇。昨日のウォラー米FRB理事発言以降、米国の積極的な利上げへの期待感が広がっており、ドル買いの動きが優勢に。昨日上昇した米債利回りが高止まりしており、10年債利回りは2.87%前後での推移に。株高の動きも見られ、日経平均が200円超高となるなかで、リスク選好での円売りも広がった。ユーロ円は138円台半ばまで上昇。ユーロドルは1.0705近辺まで一時下落したが、ユーロ円の上昇とともにその後は下げ一服。

 ロンドン市場は、ドル円、クロス円が上昇。ドル円は129.61レベル、ユーロ円は138.98レベル、ポンド円は163.32レベル、豪ドル円は93.22レベルなどにそれぞれ本日の高値を伸ばした。昨日、ウォラー米FRB理事が今後数会合での50bpずつの利上げを提唱したが、これを受けたドル円の上昇が今日も継続。また、きょうは若田部日銀副総裁が「金融緩和の粘り強い継続によって着実に経済の好循環を支え、賃金が上がっていく環境を維持することが必要になる」と発言しており、市場に強力な緩和策の継続を印象付けた。一方で、ECBメンバーではタカ派で知られるホルツマン・オーストリア中銀総裁は前日のユーロ圏インフレデータを念頭に置いて「インフレ率の新記録更新は50bp利上げの必要性を支持」と発言した。日銀の緩和姿勢が一層際立つこととなり、根強い円売り圧力となっている。ただ、欧州株や米株先物・時間外取引は上値重く推移しており、リスク選好面での円売り圧力はやや影を潜めている。

 NY市場では、ドル買いが強まった。日本時間午後11時発表の5月米ISM製造業景気指数が56.1と予想外に上昇に転じたことが、ドル買いを誘発した。米債利回りが上昇を加速させ、ドル円は130円台を回復した。ユーロドルは売りに押されて、一時1.06台前半に下落。ポンドドルは1.24台へと下落。前日のバイデン大統領とパウエルFRB議長、イエレン米財務長官との会談でもバイデン大統領は最優先事項はインフレと言及していた。欧州でも、EUによるロシアからの原油禁輸措置の影響に対する懸念もあり、米国債利回りは再び上昇し、ドル買い戻しをサポート。先週の市場ではFRBが秋にも利上げを一時停止するのではとの観測も出ていたが、それらの憶測はいまのところ抑えられており、徐々にドル高への基礎を築いているもよう。カナダ中銀は大方の予想通り0.50%ポイント利上げを実施。声明で「金利はさらに上昇する必要がある」とし、カナダドルが買われた。対円で102円台後半に上昇。

(2日)
 東京市場は、ドル高水準での揉み合い。前日NY市場で米ISM製造業景気指数が予想外に上昇したことを受けて、ドル買いが進行した。ドル円は130.10台まで上値を伸ばしていた。東京朝方には再び買われて、130.24近辺に高値を更新。その後は売買が交錯し129.89近辺まで一時下押しも、130円挟みの水準に落ち着いた。ユーロドルは前日のドル買いで1.0627近辺まで下落した後は1.06台半ばまで戻した。東京市場では1.0650挟みでの推移が続いたが、午後に入ると1.0660台へと小幅に買われた。ドル主導の展開で、ユーロ円には目立った動意はみられず138円台後半を中心に138円台半ばまでのレンジ取引。ポンドドルは1.24台後半での揉み合いと動意薄。

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。前日NY市場では米ISM製造業景気指数が予想を上回る数字だったことに反応してドルが買われた。市場では指標に過剰に反応したとの声も上がっていた。きょうは米ADP雇用統計が発表される。結果を見極めたいとして、前日のドル買いに調整が入る格好となっている。ドル円は東京朝方につけた130.24レベルを高値に、その後は上値を抑えられた。ロンドン市場では130円台割れから129.70付近へと反落。ユーロドルは東京市場で1.0650-60レベルで揉み合っていたが、ロンドン市場では1.07手前水準へと反発。ポンドドルは値動きが大きめ。1.2470-80レベルから1.25台に乗せると高値を1.2550付近へと伸ばしてきている。ただ、いずれも前日のレンジ内にとどまる動き。欧州株や米株先物は反発の動き。NY原油先物は上値重く推移。英国はエリザベス女王在位70年の祝賀のため、きょうあすと週末の4連休となっている。

 NY市場では、対欧州通貨などでドル売りが優勢。ユーロドルはロンドン午前に1.06台半ばから1.07手前へと上昇していたが、NY時間には一段高。1.07台乗せから1.0740台へと上昇した。市場はECBの利上げ期待を高めており、7月の利上げ開始移行、年末までのいずれかの理事会で0.50%ポイントの大幅利上げを織り込む動きとなっている。ポンドドルは1.25台前半で振幅したあと、NY午後には1.2580台へと上昇。ユーロドルに連れ高となった。英中銀はその他主要中銀に先立って利上げを開始したが、今後の利上げ継続には疑問の声も上がってきているようだ。ドル円は序盤に129.50付近まで軟化したあとは一時130円台を付けたが、その後は129円台後半での揉み合いに。ブレイナードFRB副議長は「9月の利上げ休止は非常に想定しにくい」と述べた。発言が伝わった直後はドル円も130円台に戻す場面が見られたものの、一時的な動きに留まった。

(3日)
 東京市場は、米雇用統計をにらんで様子見ムードが広がった。アジア市場では中国、香港市場が休場。また、昨日に続いて英国市場が休場となっており、取引参加者がかなり少なくなっていることも様子見ムードに拍車をかけた。ドル円は朝方につけた130.04レベルを孝枝に午前中には129.69レベルまで反落。その後は129円台後半での揉み合いに。ユーロ円は139.40台から139.80付近と前日からの高値圏での揉み合い。ユーロドルは1.0740から1.0764の狭いレンジに高止まりした。

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がっているが、米債利回りの上昇の動きを受けて、東京市場での揉み合いからドル高方向に抜け出してきている。ドル円は129.70から130円ちょうど付近での振幅から130.20近辺へと高値を伸ばしており、前日の高値に接近している。ユーロドルは1.0760付近では上値を抑えられており、ロンドン時間に入ると1.07台前半へと軟化、1.0734レベルに安値を広げている。ポンドドルも1.2580付近で上値を抑えられると1.2560近辺へと小安く推移。米10年債利回りは一時2.925%近辺に上昇、前日比プラス圏で推移している。クロス円はポンド円が高値を163.68近辺へと伸ばし、ユーロ円も139.85近辺まで買われた。ただ、欧州株は小高く推移しているものの、米株先物は時間外取引でマイナス圏推移とまちまち。

 NY市場はドルの買い戻しが強まり、ドル円は130円台後半に上昇した。この日発表の5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)が予想を上回るなど強い内容となったことがドルの買い戻しを強めた。きょうの強い数字は労働市場が依然として非常にタイトなことを示しており、FRBが6月と7月の利上げ後に利上げの一時停止を検討するのではという期待を覆す内容との指摘も聞かれた。米国債利回りも急上昇しており、ドル円を押し上げている。

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