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為替相場まとめ6月13日から6月17日の週

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21

2022-06

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2022-06-21
市場予測
為替相場まとめ6月13日から6月17日の週
 13日からの週は、主要中銀の金融政策発表が相次いだ。そのなかでも最も注目されたのが米FOMCだった。先週の米消費者物価指数の上振れを反映して市場では0.75%ポイント利上げを事前に織り込んだ。結果も0.75%ポイント利上げに。ただ、パウエル議長が0.75%は通常ではない、と一言述べたことでドル買いに調整が入った。それでも短期金融市場では次回7月の0.75%利上げの織り込みが優勢。サプライズだったのがスイス中銀。市場の据え置き予想に反して、0.50%ポイント利上げを発表した。以前としてマイナス金利ではあるが、予想外の結果にスイスフランが急騰した。株式市場がネガティブ・サプライズで下落したことで、為替市場にはドル高・円高の動きを広げていた。英中銀は0.25%ポイント利上げと予想通り。5会合連続の利上げとなった。票割れも前回と同様に6対3で、反対票は0.50%ポイント利上げの主張だった。ポンド売りで反応したあと、ドル売り圧力とともにポンドドルが反発した。週末の日銀決定会合では、事前に微調整の思惑もあったものの、大勢の予想通り従来からの強力な緩和策の継続が発表された。ドル円は132円台から134円台で乱高下した。リスク要因として「金融・為替市場の動向やそのわが国経済・物価への影響を、十分注視する必要がある」との表現があったことが一時円高の反応につながったもよう。そのほかにはECBが臨時会合を開催した。イタリア債など南欧諸国の債券の急落(利回り上昇)やドイツ債との利回り格差急拡大への対応が迫られたもの。分断化対策の第一弾としてPEPPの再投資の柔軟化が打ち出された。今後も新たな方策を策定することが表明された。週末にかけては株式市場が落ち着きを取り戻し、為替市場は円安方向へと動いている。

(13日)
 東京市場で、ドル円は2002年以来の高値圏に上昇。先週末の米消費者物価指数の前年比+8.6%の予想外の上昇を受けてドル高の流れが強まった。市場では今週及び7月のFOMCでの75bp(0.75%ポイント)の利上げを期待する動きが広がっている。前回FOMC後のパウエル議長会見及び議事要旨において6月7月の0.5%利上げの方針が示されたが、一段と大幅な利上げ幅が期待されている。ドル円は134円台半ばを早朝にあっさり超えると、午前中には135円ちょうど近辺に上昇。浅い調整のあと、午後には135円台に乗せた。しかし、その後は一服感から調整売りに134円台へと下押された。黒田日銀総裁が急激な円安は経済にとって好ましくないと発言したことも、円買いを誘った。ドル高のなかでユーロドルは朝方に1.05台を割り込み、午前中には1.0470台に。その後も上値重く推移。

 ロンドン市場は、円高とドル高の動きが優勢。欧州株や米株先物が続落しており、リスク警戒感が広がっている。先週末の米消費者物価指数が予想外に一段と上昇、約40年来の高水準となったことで、米インフレのピークアウト期待が後退、一段の利上げ加速が懸念されている。また、ドル円は週明け東京市場で節目となる135円台をつけ、政府・日銀からの警戒感が表明されている。ロンドン時間はドル円の上値が重くなっており、一時134.14近辺まで反落。ユーロ円は141円台半ば付近、ポンド円は164円台割れ水準まで下落した。米債利回りの上昇とともにドル買いの動きもみられている。米10年債利回りは一時3.24%台まで上昇。ユーロドルは1.0450台、ポンドドルは1.2190付近まで下押しされている。ポンド相場にとっては、この日発表された4月英GDPが予想外のマイナス成長となったことが圧迫した面もあるようだ。ポンドは対ユーロでも下落している。

 NY市場では、株安とともに円買い・ドル買いが広がった。週明けの米株が続落、リスク回避の円高がドル円相場を圧迫した。一時133円台に下落。しかし、140円を目指すとの声もある中で、下値を拾う動きもみられた。米国債利回りが上昇する中、ロンドン時間に一時2-10年債の逆イールドが示現した。1-2年後にリセッション(景気後退)入りを示すシグナルとも言われており、市場の先行き警戒感が示されている。ユーロドルは売りが加速し、1.04台前半へと下げ幅を拡大。ユーロ債市場でイタリア国債の利回りが急上昇しており、10年債は2014年以来の4%を一時突破している。ドイツ国債との利回りスプレッドが拡大しているが、拡大が続いた場合、ユーロは更に圧迫される可能性があるという。ポンドドルは1.21台前半まで下げ幅を拡大。5月の年初来安値を更新した。対ユーロ、円でも売りが強まっている。一部からは、ジョンソン政権がEUと結んだ北アイルランド議定書を破棄した場合、ポンドは長期的な打撃を受ける可能性があるとの指摘があった。

(14日)
 東京市場で、ドル円は振幅。前日の海外市場で133.60割れまで調整が入り、その後134円台半ばを回復と荒っぽい展開がみられた。東京市場では日経平均やアジア株の大幅安がリスク警戒の動きにつながる、円買いが先行。134円を割り込んだ。一方、今週の米FOMCでの75bp利上げ観測が強まっており、134.40台まで反発。134円台前半で取引されるなかで、日銀が臨時オペを通告した。。円安進行でも長期金利の上昇を抑える従来姿勢にぶれがないという印象が強まり、円売りが進行。134.80付近まで急伸した。ユーロドルは上値が重く、昼前には1.04台割れ。その後はユーロ円の買いもあって1.0440付近まで反発。米10年債利回りは3.34%付近から3.31%台へと低下。ドル売り圧力に。ユーロ円は140円台半ばへと買われた。

 ロンドン市場は、調整が一巡し、再びリスク警戒の動き。序盤にかけては米債利回りの低下とともにドル売りが優勢だった。しかし、反発して取引を開始した欧州株が下落に転じ、米株先物も上げ幅を縮小。米債利回りも低下一服。前日にみられたインフレ加速による米大幅利上げ観測を受けた株安の動きが再燃している。この日発表された英ILO雇用統計が弱い内容だったことや、独ZEW景況感指数が予想ほどは改善しなかったこともムードを悪化させた。ドル円は134.80近辺が重くなると134円ちょうど付近まで反落。ユーロドルは1.0480台まで買われたが、ロンドン勢の本格参加とともに1.0420台まで押し戻された。ポンドドルは1.22台をつけたあとは、1.21台割れ水準へと下押し。ユーロ円は140円台後半から一時139円台後半まで反落。ポンド円は164円台乗せでは売りが強まり、163円台割れから162.30付近まで下値を広げた。ポンドは対ユーロでも下落している。

 NY市場で、ドル円は135円台に上昇。米10年債利回りが3.50%をうかがう展開となるなかで、一時135.35付近まで上昇し、24年ぶりの高値水準となった。明日の米FOMC結果発表を控えて、市場では75b利上げを9割以上織り込んでいる。先週末の米消費者物価指数(CPI)を受けてFRBの積極利上げへの期待が更に強まっている。ユーロドルは上に往って来いの展開。ロンドン時間には1.04台後半まで上昇したが、NY時間にかけてはドル買いに押されて1.04台前半へと戻した。市場では英国と欧州との金融政策や経済成長の格差が拡大し、ユーロドルが下値を試すとの見方がでていた。ポンド売りが目立った。ポンドドルはNY時間に入ると売りが加速、ストップを巻き込んで1.20台割れに。2020年3月以来の安値水準となった。直近の月次GDPが予想外のマイナス成長となったことや、北アイルランド議定書うをめぐるEUとの摩擦といった政治リスクも意識されている。
  
(15日)
 東京市場は、今晩のFOMCを前に振幅。朝方は前日NY市場の流れを受けてドル買いの動き。ドル円は135.59レベルまで高値を伸ばした。その後は調整売りに押される展開に。午前中に134.80台まで反落。135円を挟んだ上下動となった。FOMCについては0.75%利上げ期待が広がっているが、直線にポジション調整が出る形となった。ユーロドルは前日のドル高の動きが一服し、1.04台前半の安値圏で揉み合った。しかし、ロンドン早朝にかけてECBが緊急会合を開催すると発表され、一気にユーロ買いに。ユーロドルは1.0470付近まで一時買われた。ここに来て7月の大幅利上げなどを期待したユーロ圏加盟各国の国債売りが目立っており、ドイツやイタリアの10年債は5日続落(利回り上昇)で、利回りはそれぞれ14年1月、13年12月以来の高い水準となっており、警戒感が広がっている。

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。米FOMCの結果発表をこのあとのNY市場後半に控えて、米債利回りの上昇は一服。米10年債利回りは東京時間に3.46%をつけたが、ロンドン時間にかけては低下の流れとなり、3.36%台をつけている。ドル円はロンドン昼にかけては134.30近辺まで安値を広げた。米FOMCでは短期金融市場で0.75%ポイントの大幅利上げが織り込まれているが、直前になってドル買いポジションに調整が入る形に。ユーロドルは1.04台前半から一時1.05台乗せ。ポンドドルは1.20台割れ水準から1.21台乗せへと上昇。欧州株や米株先物・時間外取引は買われている。ユーロ円は一時141円台半ば、ポンド円は162円台後半へと上昇した。ECBが臨時会合を開催している。関係者によると、最近の急速な債券利回り上昇や南欧諸国とドイツなどとの利回り格差の急拡大への対応が協議されている。PEPPの再投資などについて検討されているという。イタリア債が買われている(利回り低下)。ユーロは対ポンドなどで上値を抑えられている。

 NY市場では、FOMC後に一段とドルが売られた。午後にFOMCの結果が発表され、0.75%の大幅利上げを打ち出した。注目のFOMCメンバーの金利見通しでは、年末時点の金利見通しの中央値は3.375%(3.25-3.50%を意味する)だった。先週の米消費者物価指数の強い内容を受けて、大幅に上方修正した格好となった。為替市場はドル買いの反応も若干見られていたが、ここ数日の急速な動きで、市場はすでに織り込んでいたことから、大きな反応には至らず。その後のパウエルFRB議長の会見で「0.75%ポイント利上げが普通になるとは想定せず」と述べたことでむしろドル売りが強まった。ドル円は113円台半ばに下落。1.03台に下落していたユーロドルは1.04台に戻す動き。ロンドン時間には、ECBが緊急会合を開き、ユーロ圏の国債利回りが正当な根拠なく上昇するのを防ぐ新たな政策手段の開発を各部署に指示。PEPPで購入した国債の償還金の再投資に柔軟性を適用する方針も示した。イタリア債利回りが急速に低下、利回り格差が縮小した経緯があった。ポンドドルは一時1.22台を回復。あすの英MPC待ちに。

(16日)
 東京市場では、FOMC後のドル売り・円買いに調整が入った。ドル円は113円台後半で東京朝を迎えた。朝方に134円台を回復すると、大台割れでは買いが出る展開に。午前中には134.68レベルまで反発した。午後には134.20台まで再び下げるなど売買が交錯した。前日のFOMC後には0.75%利上げが織り込み済みだったことが調整売りの要因となっていたが、一巡した格好。ユーロドルは1.0450を挟んで前日からの戻り高値圏で揉み合い。午後には少し値を落として1.04台前半で推移した。このあとに英中銀金融政策会合を控えるポンドドルは、午前の高値圏揉み合いを経て、午後にはやや上値重く1.2150台割れ。5会合連続利上げが織り込み済みとなっている。

 ロンドン市場は、円買い・ドル買いとリスク回避の動き。前日の米FOMCの75bpの大幅利上げに続いて、この日はスイス中銀が予想外の50bpの大幅利上げを発表。欧州株がネガティブ・サプライズで大幅安となっている。続いて発表された英中銀は市場予想通りの25bp利上げ発表。決定の票割れも前回と同様の6対3だった。債券市場では売り圧力が再燃しており、米10年債利回りは3.46%近辺に上昇。前日のECB臨時会合で分断化対策が示されたものの、イタリア債は再び売られている。リスク警戒の動きが広がるなかで、ドル円は134円台半ばから一時132円台前半まで下落。ユーロ円は140円台から一時137円台、ポンド円は163円付近から160円台へと下落している。ポンド相場は英中銀発表後に下げが加速している。一方、スイスフランは予想外の利上げ発表で急上昇した。市場全般に不安定な状況が続いている。

 NY市場では、ドル売りが強まった。米株式市場が大幅安となるなかで、ドル円はストップを巻き込んで一時131円台半ばまで下落した。前日のFOMCを受けて市場はFRBの積極利上げへの期待をさらに高めているが、一方でリセッションへの警戒感も強まっている状況。明日の日銀決定会合を控えてドル円相場がボラタイルになっている面もあったようだ。一部ファンド勢からはYCCの後退を見込んだ日本国債売りの動きもみられている。ただ、日銀の強力な緩和姿勢に変化はないとの見方が大勢を占めているようだ。ユーロドルは買い戻しが強まり、一時1.06台まで急上昇。ラガルドECB総裁がきょうのユーロ圏財務相(ユーログループ)の会合に出席し、ECBが国債のスプレッドに制限を設ける計画だと述べたとの報道もユーロ買いを加速させた。ポンドドルは英金融政策委員会(MPC)を受けて激しく上下動した後、買い戻しが強まった。一時1.24台まで急上昇。市場では英中銀声明で、必要なら0.50%の大幅利上げの可能性や、インフレが年末までに11%を若干上回る水準まで上昇する可能性を示唆した。ただ、この日のポンドドル上昇の大部分はドル売りによるものとみられていた。

(17日)
 東京市場は、円売りが優勢。ただ、日銀決定会合をめぐってかなり神経質な振幅をみせた。ドル円は朝方に132.20付近まで下落。日本の10年債利回りが0.265%を付けたことに反応。海外勢の思惑を受けた動き。しかし、日本勢は緩和維持見通しでほぼ一致しており、その後は円売りに。10年債利回りは日銀指値オペで0.25%に押し戻された。日銀会合前には133.40近辺まで買われた。日銀は予想通り緩和維持を発表。指値オペ継続も示されて、134.60台まで急伸した。午後は134円を挟んだ水準に落ち着き日銀総裁待ちに。ユーロ円は139円台半ばから141円台後半までの値動き。全般に円売りが優勢だった。ユーロドルは1.05台半ばから1.0510台へとややドル買いの動き。

 ロンドン市場は、円安の動きが優勢。この日の日銀金融政策決定会合で従来からの強力が緩和策の継続が表明されたことが背景。事前のマーケットでは海外勢の一部にYCCの金利上限の拡大などへの思惑がでていたが、日銀は強力な指値オペの継続とともに、債券先物と現物市場との裁定をスムーズにする措置も打ち出した。ファンド勢との強い対決姿勢が示された格好。黒田日銀総裁会見でも金融引き締めについては強い口調で否定されており、市場には日銀の緩和姿勢に対する安心感が広がったようだ。東京市場で神経質に振れた円相場もロンドン時間に入ると安定した円安の動きを示している。ドル円は134円前後から一時134.91レベルと135円の大台をうかがう動き。ユーロ円は141円付近から141.97レベルまで、ポンド円は164円台から一時166.20台まで高値を伸ばした。欧州株や米株先物が堅調に推移していることもリスク警戒の動きを後退させている。ユーロドルは1.05台前半、ポンドドルは1.23を挟む水準で揉み合っており方向感に乏しい。

 NY市場は前日と打って変わってドル買いが強まった。きょうはパウエルFRB議長を始め、何人かのFOMCメンバーの発言が伝わっており、高インフレ抑制にコミットする姿勢を改めて表明している。パウエル議長は、FRBの強いコミットメントが世界的なドル保有とドルでの取引の広がりに寄与しているとの認識を示していた。議長は「FRBによる物価安定の責務達成への強いコミットメントが価値保存手段としてのドルの幅広い信認に寄与している」と述べた。きょうは原油相場が急落しているほか、米国債利回りも上昇しておりドルをサポートしている。そのような中、ドル円は一本調子の上げを見せており、135円台を一気に回復し、一時135.40付近まで上昇した。

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