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為替相場まとめ9月19日から9月23日の週

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07

2022-11

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2022-11-07
市場予測
為替相場まとめ9月19日から9月23日の週
 19日からの週は、円相場主導で大荒れの展開となった。高インフレを抑制するために各国中銀から利上げが相次いだ。米FOMCでは75bpの利上げが発表された。英MPCでは50bpの利上げ。スイス中銀は75bp利上げでマイナス金利から脱却した。その一方で、日銀は当面利上げは行わないとしており、超緩和政策の継続姿勢を一段と鮮明にしている。一連の動きを受けてドル円は、これまで壁となっていた145円を上回ると一時145.90レベルと24年来の高値水準をつけた。相場が青天井のムードが出ていた矢先に、日銀が円買い介入を実施。神田財務官が記者団に明確に表明した。ドル円は140.36レベルまで一時下落。5円超の急激な値動きとなった。ただ、ECBや米金融当局は協調介入を否定。日本の単独介入であることが判明すると、円買いは一服し、142円付近に落ち着きどころを見出した。今後の介入姿勢が試されることとなっている。ドル円以外の主要通貨に対しては、引き続きドル買いが優勢。ユーロドルは0.97台、ポンドドルは1.10台などへと下押しされる流れ。ドル指数の上昇トレンドには変化はみられていない。地政学リスクも再燃。ロシアが予備役の部分動員令を発表したことが株式市場を不安定にする場面もあった。各国中銀の大幅利上げとともに株式市場には逆風が吹いていた。週末には英財務相が大幅な減税を伴う景気支援策を発表したが、市場では財政の持続可能性が疑問視され、英国債が下落、ポンド売りが広がった。週末にかけてはドル円143円台、ユーロドル0.96台、ポンドドル1.08台など根強いドル高の動きで取引を終えた。

(19日)
 東京市場は敬老の日の祝日のため休場。

 ロンドン市場は、ドル高の動きが優勢。ドル円はアジア午前に142.65近辺に下げたが、その後は上昇の流れが継続。ロンドン序盤には143.57近辺に高値を伸ばし、安値からは約1円幅の上昇に。欧州株や米株先物は軟調に推移しており、NY原油先物も下落。米FOMC会合を控えた週とあって、大幅利上げが懸念される動きで始まっている。バイデン米大統領が中国から前例のない攻撃があれば、米軍は台湾を守ると発言したことが米中関係の緊張につながった点も指摘された。ユーロドルはアジア朝方につけた1.0029近辺の高値から下げ続けて一時0.9966近辺に安値を広げた。ただ、ロンドン時間の値動きは限定的。取引中盤にかけてはパリティ水準に戻すなど、ドル高の動きは一服。ポンドドルは軟調。アジア朝方の1.1442近辺を高値に、その後は下げ続けて安値を1.1356近辺まで広げている。対ユーロでもポンドは軟調。きょうはエリザベス女王国葬のため英市場は休場。特段の新規材料に欠けるなかでも先週来のポンド売り圧力は継続している。独連銀は、経済活動は今期はやや後退、秋から冬にかけて著しく縮小する可能性との見方繰り返したが、特段のユーロ売り反応はみられていない。

 NY市場は、ドル買いが一服。ドル円は143円台前半へと押し戻された。ただ、全体的に様子見気分が強く、今週のFOMCの結果待ちの雰囲気も強い。市場はFRBが0.75%ポイントの利上げを行うと予想。ただ、一部からは1.00%ポイントの利上げを見込む声も出ており、確率を15%程度と見積もっている。ちなみに0.50%ポイントは完全にゼロ。注目はパウエルFRB議長の会見やFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)に。ユーロドルはパリティ(1.00ドル)を回復。欧州時間には今週のFOMCを控えドル買いの動きも見られ、ユーロドルは0.9965付近まで値を落とす場面も見られていた。市場からは、直近の高インフレを受けてECBは積極利上げを継続せざるを得ないとの見方が広がった。ポンドドルは1.14台まで買い戻された。きょうはエリザベス女王の国葬で英市場は休みとなっているが、ポンドは下値模索が続き、一時1.13台半ばまで下落する場面が見られた。市場からは、英政府の経済戦略の信頼性に懸念があり、ポンドはさらに下落する可能性も指摘されていた。市場ではクワルテン新財務相が示した年成長率を2.5%に引き上げるという目標が達成される見込みはないと考えられて、多くは減税が財政を危うくするリスクの方を懸念しているという。

(20日)
 東京市場は、比較的落ち着いた値動き。きょうから開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードが広がった。ドル円は朝方に143円割れとなる場面があったが、その後は買い戻されて午後には143円台前半で揉み合った。ユーロドルは朝方に1.0050付近まで買われたが、その後は上値が重くなり1.0020前後での推移に落ち着いた。ポンドドルは1.14台前半を中心に推移した。午前のドル売り局面では1.1460近辺までの上昇だった。米FOMCでの見通しが分かれていることに加え、日本時間22日午前3時に結果が発表された後、同日昼頃には日銀金融政策決定会合の結果が発表され、緩和姿勢の維持が示されると見込まれることから、市場の反応がかなり不安定になる可能性が想定されている。きょうの東京市場では上下ともに動きにくい展開に。

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。米10年債利回りが3.49%付近から3.54%付近へと上昇する動きが下支え。米FOMCを控えて、大幅利上げ観測が広がっている。この日はスウェーデン中銀が政策金利を予想外の100bpの大幅引き上げを発表した。欧州株や米株先物・時間外取引は小高く推移していたが、この発表を受けて下落に転じた。市場の利上げ動向への関心度がうかがわれる動きだった。ドル円は米債利回り上昇に素直に反応して143円台前半から143.80近辺まで買われた。ユーロドルは1.00台前半から1.0000のパリティ水準まで軟化。ポンドドルは1.1460近辺まで買われたあとは1.1410近辺まで反落。ただ、一方通行のドル高ともならず売買が交錯している。この日は欧州債も売られており、米債との綱引きの面もあったようだ。ミュラー・エストニア中銀総裁は、今インフレと戦うべき、後になってからさらに利上げをするよりも、と利上げを急ぐべきと述べていた。ユーロ対ポンドではポンド買いが優勢。8月後半以降はユーロ買い・ポンド売りの流れが続いており、きょうは一服した格好。

 NY市場は、ドル買いが継続。ドル円は一時143.90付近まで上昇。朝方発表された米住宅関連指標が予想を上回ったことや、米国債利回り上昇、そして、株安がドル買いを誘発している。米2年債は4%をうかがう展開を見せた。その後は、143円台半ばから後半での揉み合いとなった。きょうからFOMCが始まり、明日の午後に結果が発表されるが、その内容を見極めたい雰囲気も強い。注目はパウエルFRB議長の会見とFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)とも言われている。市場ではFRBは年末までに政策金利を4.00-4.25%まで引き上げるのではとの見方が出ている。その意味でもドット・プロットがその見方を裏付けるか注目される。ユーロドルは再びパリティ(1.00ドル)を割り込んでいる。本日は1.00台半ばまで一時上昇していたが、上値は依然として重いようだ。ポンドドルは1.13台に下落。目先は直近安値の1.1350ドルが下値メドとして意識される。ポンドはトラス政権が計画している財政緩和策と英中銀の金融政策引き締めの恩恵を受けそうにないとの見方が出ている。通常、財政緩和策と金融政策の引き締めはポンドをサポートするが、外国人投資家を中心に財政支援策の財源がどのように調達されるかを懸念しており、ポンドのサポートにはならない可能性も。

(21日)
 東京市場で、ドル円は堅調に推移。ドル円は前日のドル買いで143円台後半まで上昇して東京朝を迎えた。調整の動きが先行し、一時143円台半ば割れに。しかし、午前中に日銀が臨時の買いオペを通知。明日にかけて行われる日銀決定会合を前に緩和姿勢を示したとして円売りの反応が広が他。午後には144円台を付けている。ユーロ円は朝方に143円ちょうど近くまで下げたあとは、143.60台まで上昇。しかし、ロンドン市場に入るところで一気に円買いの動き。ドル円は143.7台まで.ユーロ円は142.60台まで急落。豪ドル円が96.20近辺から95.70台を付けるなど、ドル円、クロスが厳しい下げに。ロシア関連報道に反応したもよう。朝から落ち着いた動きを見せていたユーロドルは0..9930台まで下落。対円での下げから0.9950を割り込む動きに。

 ロンドン市場は、ユーロ売りの動きが広がった。日本時間午後3時頃に、ロシアのプーチン大統領が予備役の部分動員令に署名と報じられたことが背景。ウクライナをめぐる地政学リスクが再認識されてユーロ売りとともに円買いやドル買いの動きが強まった。ユーロドルは0.99台後半から0.9885近辺まで急落。ユーロ円は143円台半ばから一時142円台割れ、ユーロポンドは0.87台後半から前半へと下げた。ドル円は144円をつけたた後での報道。一時143.35レベルまで下押しされた。ポンドドルは1.13台後半から1.13割れ目前まで、ポンド円は164円手前水準から一時162.30付近まで下落した。欧州株や米株先物も一時下落。ただ、その後は米FOMCを控えていることもあり、一方向への動きに調整が入っている。ドル円は144円台乗せへと再び上昇。日銀の超緩和策継続と米大幅利上げの観測が下支えに。クロス円も下げ渋りとなっている。下げ幅のきつかったユーロドルは0.99台前半に落ち着いている。市場では、今回FOMCでの75bp利上げ観測が有力、金利やインフレ見通し引き上げ、成長見通し引き下げ、失業率見通し引き上げなどの見方が広がっている。

 NY市場では、FOMCを受けて相場が激しく上下動。政策金利は0.75%利上げと予想通りではあったものの、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)で22年末の金利見通しの中央値が4.375%と予想よりも高かったことでドル買いの反応を強めた。23年末は4.625%となっている。ドル円は144.70円付近まで急上昇したものの、今度はパウエルFRB議長の会見を受けて、143円台に一気に伸び悩んだ。議長は「いつか利上げペースを落とすのが適切となる。労働市場は幾分軟化する可能性が非常に高い。いつか利上げペースを落として効果を見極める可能性」などと、幾分タカ派色を和らげる発言を行ったことから、米国債利回りの下げと伴に為替市場はドル売りの反応を強めた。一方、議長は「景気を維持したまま米経済をソフトランディングさせるのは非常に困難」との見解を示している。米株式市場が一気に売りを強め、終盤にはリスク回避の再び144円台へとドル買いが見られた。ユーロドルも上下動したものの、結局、0.98ドル台に下落。一時0.98ドル台前半まで下落し、年初来安値を更新。ポンドドルは一時1.12ドル台半ばまで急落。1985年以来の安値水準を更新。

(22日)
 東京市場では、日銀決定会合をめぐりドル円が振幅。日銀金融政策会合を前に144円台半ば超えまで上昇。日銀会合で従来の緩和策維持を示したことで、いったん円売りが入り、節目の145円を超えて145.3レベルを付けた後、いったん143円50銭台まで急落する荒っぽい展開となった。レートチェックのうわさも流れたが、はっきりとしない中でじりじりとドル買いが入り、午後には145円台を回復する場面が見られた。介入の実施に重要な役割を果たす神田財務官が13時半に、介入はいつでも実行できる旨を発言したが、相場への影響は限定的なものにとどまった。ユーロドルは午前中のドル買い局面で0.9809まで軟化。その後は日銀後のドル円の振幅もあった0.9830台を付ける小動き。ユーロ円は、朝方141円台半ば付近に下げた後、日銀後の振幅に142.60台まで買われ、すぐに141.20付近に急落。その後142.60前後に買い戻しと不安定な動きだった。

 ロンドン市場は、ドル円主導の荒れ相場。日銀が超緩和政策を維持し、米FOMCをはじめとした海外の中央銀行の利上げ継続姿勢と際立った違いが示された。黒田日銀総裁会見の後に、ドル円は145.90レベルまで高値を伸ばした。しかし、突然に145円割れと急落、その後も下げ続けて143円台割れに。この段階で神田財務官が介入を行ったことを記者団に表明。その後も介入は続き140.70レベルまで押し下げられた。鈴木財務相と神田財務官が夕刻に会見を開き、日本の単独介入であることが示されると、143円台乗せまで反発、しかし、足元では再び142円割れに。急速に進行するドル高・円安の動きは介入で食い止められたものの、ドル指数が上昇する流れには目立った変化はみられていない状況。この日はスイス中銀が75bp利上げでマイナス金利から脱却した。想定通りの結果に、スイスフランは売りで反応。英中銀は50bp利上げで売りの反応。政策委員9名中で、5名が50bp、3名が75bp、1名が25bpの利上げを支持した。25bp支持はサプライズだった。また、インフレのピークアウト見通しや今年の第2-3四半期のマイナス成長見通しなどがポンド売り材料となっていた。ドル円急落で1.12台後半から1.13台半ばへと上昇していたポンドドルは、1.12台後半へと一時反落した。ユーロドルは0.98台前半から一時0.99台をつけたあと、0.98台後半に落ち着いた。各国中銀が利上げを発表するなかで、トルコ中銀は予想外に利下げを発表。リラは対ドルで再び最安値を更新した。

 NY市場は、ドル円に買い戻しが入った。NY朝方に140.36レベルまで一段安となったあとは、全般的なドル買いが続くなかで142円台に戻している。今回の為替介入は、米財務省は容認姿勢を示したものの、他国とのコンセンサスはなく、日本の単独介入と思われる。海外勢からは持続性に疑問も示され、円安の流れに変化を与える可能性は低いとの辛辣な評価が相次いでいる。持続性が無ければ、インフレ抑制への効果もほとんど期待できない。ただ、あえて好意的に取れば、今後、145円の水準に心理的プレッシャーが形成される可能性があるほか、円安効果もあり、日本の外貨準備はかなりの含み益が積み上がっているものと思われる。介入の形で利食いを出すことによって、何らかの財源を捻出の効果もあるのかもしれない。前日のFOMCでFRBがタカ派姿勢を更に強めていることが示唆されたことから、市場のドル買いの雰囲気は根強い。ユーロドルは下値模索が続き、0.98台での推移が続いた。ポンドドルも英MPC後の振幅を経て、NY後半には1.12台後半で上値重く揉み合っている。
 
(23日)
 東京市場は秋分の日の祝日のため休場。

  ロンドン市場は、ポンド主導でドル買いが広がっている。東京不在のアジア市場では様子見ムードが広がった。日銀の円買い介入の気配はみられず、ドル円は142円付近、ユーロドルは0.98台前半、ポンドドルは1.12台半ば付近での揉み合いが続いた。ロンドン時間に入るとユーロドルやポンドドルの売りが先行、ドル買い圧力が再燃している。欧州株や米株先物が軟調に推移し、リスク警戒的なドル買いが入ったほか、ユーロ圏や英国の9月PMI速報値が弱含んだことで景気後退が意識された面もあった。さらに、クワーテング英財務相が大幅減税を伴う景気支援策を発表。5年間で1610億ポンドのコストとなることが示された。市場ではインフレ高進が警戒され、11月の英中銀会合で100bp利上げが織り込まれている。また、大規模な景気支援策が財政持続性に不透明感を広げ、英国債が下落、ポンド相場が一段安となった。ポンドドルは一時1.1020付近まで急落した。各国に債券売りが波及し、米10年債利回りは3.82%まで上昇。ドル買いの動きがひろがってユーロドルは0.97台前半まで下落。ドル円は143.27レベルまで反発した。ただ、143円台に入ると一気に売り戻される場面があり、前日の円買い介入の余波で市場は神経質になっているもよう。

 NY市場はリスク回避の雰囲気が広がり、為替市場はドル買いが強まった。前日のドル円は日本の当局による為替介入で一時140円台まで急落する場面が見られた。しかし、根強いドル買いが続く中で、きょうは143円台まで買い戻されており、為替介入による下げの半分を戻している。為替介入によってこれまで以上に145円超えに慎重になっていることが想定される中で、再び上値を試しに行くか注目される。

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