神田財務官は、多くの国の通貨が大きく変動している。先週のG20ではボラティリティーが高まったとの認識を初めて共有した。為替の「過度」な変動にはしっかりと対応していくと述べた。鈴木財務相も投機的な動きがあれば断固たる措置をとると述べた。
ドル円が150円に迫る中、日本政府による為替介入が警戒されている。鈴木財務相や松野官房長官、神田財務官は「過度な」変動には対応するとしており、値動きが緩やかであれば、歴史的円安水準にあっても介入の必要はないのかと疑問視する声が聞かれる。ただ、流石に150円手前では介入の可能性があることから、市場では緊張感が高まっている。