明日の米雇用統計を受けて米国債利回りがどう反応するか注目されている。市場からは米国債に関して、利回りの低下は見込めないが、金利先高観は十分過ぎるほど織り込まれている。そのため、利回り上昇の勢いは今後弱まって行くのではとの見方も出ている。
FRBは本気でインフレを抑制するために、積極的に利上げを実施して行く方針を強調している。利回り上昇の勢いは今後弱まると見込むものの、トレンドはまだ上向きと見ているようだ。
米国債利回り
2年債 2.302(-0.004)
10年債 2.323(-0.025)
30年債 2.446(-0.028)
期待インフレ率 2.906(+0.018)
※期待インフレ率は10年債で算出
USD/JPY 121.57 EUR/USD 1.1086 GBP/USD 1.3143
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美