先ほどデーリー・サンフランシスコ連銀総裁の発言が伝わっていたが、複数のFOMCで0.50%利上げを決定する可能性が高いとの認識を示していた。短期金融市場では7月までにに3回の大幅利上げを100%織り込む動きが出ている。市場はFRBの引き締めへの積極姿勢を再認識した格好となっており、ドル円をサポートしているようだ。
このあと、パウエルFRB議長がIMF主催のイベントに参加し講演を行うが、タカ派姿勢を強調するとみられている。また、本日は日米財務相会談も予定されている。鈴木財務相とイエレン米財務長官との直接会談で、直近の円安が議題に上る可能性もあるが、米国は現時点でドル高を必ずしも気にしているわけではなく、円安についても日本のインフレ水準と日銀の緩和策が要因であることは明確とし、イエレン長官が介入に賛同するとは考えにくいと見られている。
USD/JPY 128.61 EUR/JPY 139.41
GBP/JPY 167.72 AUD/JPY 94.83
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美