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米CPIを受けドル円は一時124円台に下落 ピークアウトへの期待が高まる=NY為替

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13

2022-04

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2022-04-13
市場予測
米CPIを受けドル円は一時124円台に下落 ピークアウトへの期待が高まる=NY為替
 ドル円は125円台前半で推移している。朝方に発表になった3月の米消費者物価指数(CPI)を受けて為替市場はドル売りが優勢となり、ドル円も戻り売りに押されている。米CPIは、総合指数は予想を若干上回ったものの、エネルギー・食品を除いたコア指数は予想を下回る結果となった。

 今回の米CPIに市場からは、インフレのピークアウトへの期待が高まっている。夏までにCPIはピークに達し、個人消費支出デフレータ(PCE)は6%ー7%の間のどこかでピークを迎え、今年後半から来年にかけて3%―4%まで下がることが期待できるとの見解も聞かれた最近の米インフレの急上昇でFRBの金融引き締めへの期待を高めている。FRBは前回の会合で利上げを開始し、年内はさらに加速度的に引き締めを行う姿勢を示唆しているが、若干緩むのではとの期待にもつながっているようだ

 今回の米CPIの発表を受けて米国債利回りが急低下しており、ドル円も125円台半ばから一時124円台に下落する場面が見られた。ただ、しばらくはFRBのタカ派姿勢に変化はないとの見方は根強く、ドル円も124円台では押し目買いも見られている。

米消費者物価指数(3月)21:30
結果 1.2%
予想 1.2% 前回 0.8%(前月比)
結果 8.5%
予想 8.4% 前回 7.9%(前年比)
結果 0.3%
予想 0.5% 前回 0.5%(コア・前月比)
結果 6.5%
予想 6.6% 前回 6.4%(コア・前年比)

USD/JPY 125.19 EUR/JPY 136.24
GBP/JPY 163.29 AUD/JPY 93.70

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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