米債券利回りは海外市場に入って低下。東京市場は2.90%を付けるなどしっかりの動きを見せていたが、欧州PMIの弱さから市場でリスク警戒の動きが広がり、米債高(利回り低下)が優勢に。ロンドン市場午前に2.80%に迫ると、午後には2.80%を割り込む場面も見られた。
NY朝の米購買担当者景気指数(PMI)は、製造業は市場予想を上回るなどまずまずもサービスPMIが予想を大きく下回り、好況・不況の判断の境となる50をしっかり割り込む47まで低下。この動きを受けて利回りがさらに下がり2.72%台まで低下。その後いったんは2.8%台を回復も、米株の下げもあって午後にかけて利回りが低下傾向で、終値は2.75%前後に。
MINKABU PRESS 山岡