162円ちょうど付近に4月中旬から5月中旬にかけての下落のフォボナッチ半値戻しの水準が来ているが、それを上回る動きが見られている。61.8%戻しの水準が163.55円付近に来ており、目先の上値メドとして意識される。
英消費者は生活費危機の中で支出を維持するために貯蓄よりもむしろ、クレジットを利用しているようだ。英中銀がこの日発表した4月のデータでは、現在のインフレ状況下で家計の借入が増加していることが明らかとなった。この状況は人々が予防的行動を取っていないことを示唆しており、足元の個人消費にとっては良い兆候と言える。一方、家計がまだ貯蓄を増やしているという事実は将来の消費トレンドの低下を示唆する面もある。
GBP/JPY 162.24 USD/JPY 128.63 GBP/USD 1.2615
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美