豪中銀は四半期金融政策報告を公表した。失業率は1974年以来の最低水準に改善すると予想、来年には賃金上昇の加速が見込まれる。コアインフレ率は今年末に4.6%、来年末に3.1%になると予想している。今後さらなる利上げが必要になる。政策金利は第4四半期には1.75%に、来年末には2.5%になると想定している。
豪中銀は3日、市場予想を上回る利上げを実施。声明では、今後さらなる利上げが必要になる見通しを示唆した。専門家は、急速な利上げを受け、豪州経済がリセッション入りする可能性があると指摘している。6日の豪債券市場では豪金利が急上昇、10年債利回りは3.5%台に乗せ、約8年ぶり高水準となっている。