市場では米国債の逆イールドやフラット化が話題になっているが、これまでのように景気後退を予兆するものかどうかは、現在の景気サイクルでは複雑な問題だとの見方も出ている。決して否定されるべきではないが、シグナルは過去に比べて明確ではない可能性もあるという。
イールドカーブのフラット化は利上げサイクルの後半に起こることが多いという。FRBはパンデミック後に実施した前例のない刺激策を撤回し、3月に利上げを開始したが、利上げサイクルはまだ始まったばかりだとしている。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美