東京朝に134円48銭を付けた後、ロンドン市場午前に133円37銭までと、1円以上の調整が入った。その後は買い戻しが優勢となり、NY時間は比較的しっかりの動き。朝の米消費者物価指数が予想外に前回、前々回を上回る高水準の伸びを示したことでドル高が強まった。
その後のミシガン大学消費者信頼感指数の弱さもあって、東京朝の水準には届いていいないものの、下がると買いが出る流れ。米CPIをうけて、7月のFOMCで0.75%の利上げを行うのではとの思惑が短期金利市場などで一気に強まっており、ドル買い基調を支えている。
ユーロドルでのドル買いはより素直に入っており、一時1.0500台まで値を落とす場面が見られた。大台手前の買いに下値進行を止められたものの、その後の戻りは鈍く、ユーロ安圏での推移に。
MINKABU PRESS