韓国8月の失業率は2.5%と前回の2.9%から改善、統計開始以降で最も低い水準を記録した。また、雇用者数は前年比で80万人増加した。コロナ規制緩和に伴い経済活動が正常化したことが雇用改善につながった。失業率低下を受け、韓国中銀による利上げが今後も続くとの見方が広まっている。韓国中銀は先月、4会合連続で利上げを実施し、政策金利を2.50%に設定した。ただ、国内の景気減速を意識し利上げ幅を25bpに縮小した。
ドル高を受け韓国ウォンが対ドルで1ドル=1400ウォンに迫っていることを受け、韓国当局は15日に7億ドル規模のドル売り介入を実施した。介入を受け韓国ウォンは一時1390ウォン付近まで上昇した。