東京外為市場でドル円は一時126.79円付近まで上昇後、126.23円付近まで押し戻された。直近の高値をやや更新したものの、黒田日銀総裁の発言が重しとなった。同総裁は基本的に円安は全体としてプラスとの認識を示した反面、円安のマイナス面も考慮しなければならないと発言した。
ただ、円買い・ドル売りが一巡するとドル円は126円半ばまで水準を切り上げている。円安けん制の効果は一時的。
ユーロ円は136円後半、ポンド円は165円ちょうど付近、豪ドル円は93円半ばで推移。ドル円に連動して上下したものの、週明けの水準の変化は限定的。
MINKABU PRESS