前日の海外市場で、ドル買いの動きが優勢となり、NY市場午前、午後と124円ちょうどを試す展開に。124円ちょうど前後の売りを崩せず、123円90銭台で東京朝を迎えると、いったんは124円ちょうど前後で上値を抑えられるも、その後しっかりと超えて、短期筋のストップを巻き込んで124円20銭台まで。
その後日銀元理事の発言などに警戒感が広がり、いったん大きく調整が入って123円60銭台まで値を落とすも、安値からはじりじりと買い戻し。124円前後まで買い戻されるなど、地合いの強さが目立った。
ユーロ円もドル円の上昇に135円台を回復。しかし、そのごはじりやすとなり134円30銭台まで。ユーロが対ドルで売られ、ユーロ円の重石となった面も。
ユーロドルは頭の重い展開。1.0880台からじりじりと値を落とし、海外市場の安値を割り込んで1.0850台まで。1.0850手前では買いが出る流れで下値を支えられているが、戻りも鈍い。
MINKABU PRESS 山岡和雅