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FOMCの結果待ち どの程度タカ派色を強めているのか見極めへ=NY為替

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2022-10

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2022-10-18
市場予測
FOMCの結果待ち どの程度タカ派色を強めているのか見極めへ=NY為替
 きょうの為替市場、NY時間に入ってドル買いの動きが一服する中、ドル円は143.30円近辺にやや伸び悩む動きが見られている。ただ、全体的に様子見気分が強く、今週のFOMCの結果待ちの雰囲気。

 市場はFRBが0.75%ポイントの利上げを行うと予想。ただ、一部からは1.00%ポイントの利上げを見込む声も出ており、確率を15%程度と見積もっている。ちなみに0.50%ポイントは完全にゼロ。FRBはFOMC当日にサプライズは起こさないというスタンスを持っているとも言われていることから、0.75%ポイントの可能性が高そうだが、大幅利上げのリスクも捨て切れないようだ。

 ただ、市場は0.75%ポイントの利上げを既に織り込んでおり、その場合、注目はパウエルFRB議長の会見やFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)となる。先日の米消費者物価指数(CPI)の発表から、タカ派な内容が警戒されているが、FRBがどの程度タカ派色を強めているのか見極めたい雰囲気も出ている。市場の一部では、今回の利上げサイクルのターミナルレート(最終着地点)を4.00-4.50%と従来よりも高めに見ている。その見方を裏付ける内容となるか注目される。

USD/JPY 143.29 EUR/JPY 143.48
GBP/JPY 163.52 AUD/JPY 96.02

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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