OPECはこの日公表した月報で、ロシアによるウクライナ侵攻は世界経済に深刻な打撃を与える可能性が高く、原油需要を圧迫しかねないとの見方を示した。その上で、情勢が急変しているため影響の大きさを判断するのは難しいとも述べた。原油需要や供給量、世界経済に関する見通しの修正は見送った。ウクライナ情勢が不透明なため、世界のエネルギー市場に及ぶ影響を予測しにくいという。一方、世界経済に痛みが及び、原油需要に影響が連鎖する可能性があるのは間違いないと指摘。
15
2022-03
2022-03-15
OPEC月報 ウクライナ情勢がリスク 見通しの修正は見送る