NY連銀がこの日公表した2月の月次調査で、米消費者の1年先のインフレ期待の中央値は再び6.0%に上昇した。3年先のインフレ期待中央値も3.8%に上昇。米消費者のインフレ懸念が再び強まり出している可能性を示唆した。
家計支出の増加予想も6.4%に上昇し、2013年までのデータで過去最高を記録した。今後1年間で、ガソリン価格は8.8%、食品価格は9.2%、医療費は9.6%、大学の学費は9.0%、家賃は10.0%上昇すると予想している。
今週はFOMCが予定されているが、FRBのインフレへの懸念は根強そうだ。
USD/JPY 117.95 EUR/USD 1.0972 GBP/USD 1.3064
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美