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相次ぐ弱い雇用指標もドル円は147円台で上下動 米雇用統計待ち=NY為替概況

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2023-12

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2023-12-07
市場予測
相次ぐ弱い雇用指標もドル円は147円台で上下動 米雇用統計待ち=NY為替概況

相次ぐ弱い雇用指標もドル円は147円台で上下動 米雇用統計待ち=NY為替概況

 きょうのNY為替市場でドル円は方向感のない値動きが続き、147円台での狭い範囲での上下動が続いた。朝方発表された11月のADP雇用統計を受けてドル売りの反応が見られ、ドル円も瞬間的に147円ちょうど付近まで下落する場面が見られた。ただ、それ以上の反応はなく、直ぐに戻している。

 雇用増加数は10.3万人と予想を下回ったほか、前回分も下方修正された。製造業の雇用が1万4000人減少した一方、サービス業は11万7000人の増加となった。賃金の伸びも鈍化傾向を示しており、労働市場の減速を示唆した格好。必ずしも方向は一致しないが、金曜日の米雇用統計への警戒感を高める内容ではあった。

 市場はFRBの利上げサイクル終了を確実視し、来年の早期利下げ期待を強めている。短期金融市場では来年5月の利下げ開始を完全に織り込んでいるほか、3月開始も相当程度の確率で織り込んでいる状況。来年末までにFRBは計1.25%の利下げを実施すると見ているようだ。

 市場の利下げ期待は行き過ぎとの懸念の声も多い中で、金曜日の米雇用統計を市場は待っている。米金融政策の見通しや米経済がソフトランディングできるのかどうかの何らかのヒントを与えてくれると見ている模様。「失業率のさらなる上昇や非農業部門雇用者数(NFP)の伸びの不足が示されれば、市場の期待は正当化されることになる。しかし、それでも市場が描いている利下げ期待はあまりに行き過ぎだ」との警告も出ている。

 ユーロドルは方向感のない展開が続き、1.07ドル台の狭いレンジでの振幅が続いた。FRBもさることながら、市場ではECBの利下げ期待も高まっており、短期金融市場では来年の計1.50%の利下げを織り込む動きが出ている。欧州の大手銀からも同様の見解が出ており、ECBは来年に計1.50%ポイントの利下げを実施する可能性があると指摘している。

 同銀は先週、ECBの来年の累計利下げ幅を従来の0.75%から1.00%ポイントに修正したばかり。最新のインフレ指標とECB理事の公式コメントの基調を考慮すると、この予想はあまりに臆病だったとしている。最初の利下げは4月を見込み、6月にも利下げが実施されると見ているという。ECBは成長とインフレの下方トレンドに驚かされ、利下げへの扉を開くになるだろうと述べている。

 ポンドドルは終盤になって軟調な動きが見られ、1.25ドル台半ばに下落した。本日は前日に引き続き、予想を下回る米雇用指標が発表になっていたが、金曜日に米雇用統計の発表を控えて、市場は様子見を続けている。ただ、ポンドドルはここ数日の下げで短期的に戻り売りのサインが出ている。本日の21日線が1.2505ドル付近、100日線と200日線が1.24ドル台後半に来ている。クロスしている状況だが、目先はその付近が下値メドとして意識されそうだ。

 本日は英中銀が金融安定化報告を発表していたが、住宅ローン返済に苦しむ世帯が大幅に減少し、低迷する不動産市場が下支えされることを示唆していると発表した。実質賃金の上昇が住宅ローンの借り換え時に家計が感じる痛みを和らげるのに役立っているという。英中銀は2024年末までに約44万世帯が住宅ローンの返済が困難になると発表。これは7月の今年末までに65万世帯という予測から大幅に減少し、金融危機時よりも遥かに低い。住宅ローンのによる家計への圧迫が軽減されれば、英経済の見通しも明るくなる可能性がある。

 きょうはカナダ中銀が政策委員会の結果を公表。大方の予想通りに金利を3会合連続で据え置いた。声明では「最近のデータから景気はもはや過剰需要の状態ではなく、一連の利上げが消費とインフレ圧力を弱めていることを示唆している」と述べた。ただ、経済の停滞を認めつつも、インフレ鈍化の進展を見極めるため、更なる利上げの可能性は残している。大方予想通りの内容ではあったが、改めてタカ派姿勢を強調したことで、カナダドルは発表直後こそ買いの反応を見せていた。

 しかし、その後は原油相場が70ドルを割り込む急落となったこともあり、カナダドルは戻り売りに押された。市場からは、「今後数回の指標で景気低迷が更に示される見通しで、カナダ中銀が次回委員会で新たな経済予測を公表されることを踏まえると、4月利下げに先立ち、利下げの議論を正式に開始する必要がある」との見解も聞かれた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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