7日の東京外国為替市場でドル円は下落幅を拡大。12時時点では146.86円とニューヨーク市場の終値(147.31円)と比べて45銭程度のドル安水準だった。本邦長期金利の上昇を受けた円買いに加えて、日経平均株価が570円近く下げたことによるリスク回避も円買いを後押し。ドル円は昨日安値146.90円を下抜け、146.70円まで下値を探った。
ユーロ円も軟調な推移を継続。12時時点では158.09円とニューヨーク市場の終値(158.57円)と比べて48銭程度のユーロ安水準だった。株安を受けてリスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨ほかクロス円の円買いが進行。豪ドル円は一時95.92円、NZドル円が89.85円まで下落した。ユーロ円も10月30日以来の安値を158.00円まで更新。ポンド円は184.27円まで下落した。
ユーロドルは小動き。12時時点では1.0765ドルとニューヨーク市場の終値(1.0764ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。円相場中心の値動きでユーロドルは引き続き動意薄。NY終値を挟んだ限定的なレンジの振幅が続いた。
本日こまでの参考レンジ
ドル円:146.70円 - 147.32円
ユーロドル:1.0762ドル - 1.0772ドル
ユーロ円:158.00円 - 158.67円
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