7日午後の東京外国為替市場でドル円は一段安。17時時点では145.71円と15時時点(146.54円)と比べて83銭程度のドル安水準だった。本邦長期金利の大幅上昇や日経平均の急落を受けた円買いの流れが止まらず145.52円まで急落し、9月1日以来の安値を更新した。12月日銀金融政策決定会合でのマイナス金利解除の思惑が浮上したことも、円ショートポジションの調整の動きを強めている。
ユーロ円も売りが継続。17時時点では157.08円と15時時点(157.70円)と比べて62銭程度のユーロ安水準だった。円全面高の動きが続くなか、156.89円まで弱含んだ。また、ポンド円は183.10円、豪ドル円は95.51円、NZドル円は89.34円まで下値を広げた。
ユーロドルはじり高。17時時点では1.0780ドルと15時時点(1.0761ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の大きくドル売りに傾いた動きを支えに1.0781ドルまで小幅高となった。ただ、円主役の相場展開が継続し、ユーロドルの方向感は限定的。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.52円 - 147.32円
ユーロドル:1.0755ドル - 1.0781ドル
ユーロ円:156.89円 - 158.67円
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