7日の欧州外国為替市場でドル円は下値を探る展開。20時時点では144.85円と17時時点(145.71円)と比べて86銭程度のドル安水準だった。12月の日銀金融政策決定会合でのマイナス金利解除への思惑が高まるなか、欧州勢参入後は一段と売りが強まる展開に。節目の145円も割り込んで一時144.55円と9月1日以来の安値を更新した。今後は日銀絡みの観測記事などに注目が集まるため、ヘッドラインリスクには十分警戒したいところだ。
ユーロ円は下げ幅をさらに拡大。20時時点では156.02円と17時時点(157.08円)と比べて1円6銭程度のユーロ安水準だった。日銀の早期マイナス金利解除への思惑から円独歩高の展開が続き、一時155.75円まで売り込まれ、すでに本日高値から3円弱の大幅安となっている。
ユーロドルは20時時点では1.0771ドルと17時時点(1.0780ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。円相場となっているため、1.07ドル台後半で方向感がない。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.55円 - 147.32円
ユーロドル:1.0755ドル - 1.0785ドル
ユーロ円:155.75円 - 158.67円
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