8日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。17時時点では144.09円と15時時点(143.93円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。東京午後にかけて買い戻しが強まった流れから欧州入り後には一時144.39円と本日高値を付けた。ただ、日銀のマイナス金利解除への思惑が高まるなかで一巡後は戻り売りが優勢となり再び144円を割り込んでいる。
ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0780ドルと15時時点(1.0783ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。1.0773ドルまで小幅に下押ししたものの大きな方向感は出ていない。今晩に11月米雇用統計を控えているとあって、積極的な売買は手控えられている模様。
ユーロ円は17時時点では155.32円と15時時点(155.21円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。一時155.63円付近まで強含む場面があったが上値は限られるなど、ドル円につれた動き。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.50円 - 144.39円
ユーロドル:1.0773ドル - 1.0801ドル
ユーロ円:153.87円 - 155.75円
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