14日の東京外国為替市場でドル円は一時下げ幅拡大。8時時点では142.54円とニューヨーク市場の終値(142.89円)と比べて35銭程度のドル安水準だった。FOMC後から続く軟調地合いが継続し、昨日安値142.65円を割り込むと142.10円まで一時下げ幅を拡大した。もっとも、流動性が悪いこともあり8時過ぎには142.60円台まで戻すなど荒い値動き。
ユーロドルは小動き。8時時点では1.0876ドルとニューヨーク市場の終値(1.0874ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。本日日本時間夜に欧州中央銀行(ECB)が政策金利を発表することで、ユーロドルは積極的にリスクをとる地合いにはならず小動き。
ユーロ円は弱含み。8時時点では155.00円とニューヨーク市場の終値(155.38円)と比べて38銭程度のユーロ安水準だった。ドル円に連れて154.62円まで弱含んだが、ドル円同様に買い戻しも早く155.21円前後まで戻す場面もあった。
NZドルは軟調。早朝に発表された7-9月期の国内総生産(GDP)はプラス予想が前月比・前年比ともにマイナスに転じたことがきっかけで、対円では87.77円まで下値を広げた。また、対ドルでは0.6170ドルまで下がり、多くの通貨でドルが売られている中でNZドルの弱さが目立っている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.10円 - 142.89円
ユーロドル:1.0874ドル - 1.0883ドル
ユーロ円:154.62円 - 155.41円
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