18日の欧州外国為替市場でドル円はじり高。20時時点では142.72円と17時時点(142.38円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。年末相場で取引が薄いなかダウ先物の底堅い動きが後押しとなり円安方向で持ち高調整の動きが進行。142.83円まで上値を広げた。
ユーロ円も底堅い。20時時点では155.72円と、17時時点(155.50円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。支援材料の1つだった独10年債利回りが上昇から小幅マイナスへ転じたため買いの勢いを緩める場面もあったが155.83円までユーロ高・円安となった。
ユーロドルは頭打ち。20時時点では1.0910ドルと17時時点(1.0921ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。先週末引けの水準より上昇して週明けの動意を再開した独10年債利回りが小幅ながら一時マイナスへ転換。ユーロドルは依然として1.09ドル前半レンジではあるものの伸び悩んだ。12月独Ifo企業景況感指数は86.4と市場予想の87.7を下回ったが、弱い結果が為替へ与える直接的なインパクトは限定的だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.06円 - 142.83円
ユーロドル:1.0892ドル - 1.0930ドル
ユーロ円:154.78円 - 155.83円
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