日本時間午後10時半に11月の米耐久財受注速報値が発表される。総合の大方の予想が前月比2.3%増、輸送用機器を除いた大方の予想が同0.1%増となっており、前月比では、総合、輸送用機器を除いて、どちらも2カ月ぶりに増加するとみられている。10月に予想を上回る落ち込みとなった一因である全米自動車労組(UAW)加盟の労働者のストライキは10月末に事実上終結しており、11月の米耐久財受注速報値が10月の反動で予想を上回る伸びになるようであれば、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後10時半には11月の米個人所得、11月の米個人消費支出(PCE)、11月米PCEデフレーターも発表される。11月の米個人所得は、大方の予想が前月比0.4%増となっており、前月比では22カ月続けて増加すると見込まれ、11月の米PCEは、大方の予想が前月比0.3%増となっており、前月比では8カ月続けて増加するとみられている。11月の11月米PCEデフレーターは、大方の予想が前年比2.8%上昇となっており、前年比が前月の3.0%上昇から鈍化すると見込まれている。
さらに、日本時間23日午前0時には11月の米新築住宅販売件数も発表される。大方の予想は年換算69万戸となっており、前月の同67万9000戸を上回り、2カ月ぶりに増加するとみられている。
MINKABU PRESS
みんかぶ(FX)