22日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。20時時点では142.12円と17時時点(142.22円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。米金利動向へ連動。時間外取引の米10年債利回りが3.85%台まで低下幅を拡大するなかドル円は一時141.99円前後と、142円の節目をわずかながら割り込んだ。
ユーロドルはじり高。20時時点では1.1019ドルと17時時点(1.1000ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。独10年債利回りが一時1.95%台まで低下幅を広げたことで下押す場面もあったが、米金利低下が支援となった。8月10日以来の高値1.1021ドルをつけた。
ユーロ円はもみ合いが継続。20時時点では156.55円と、17時時点(156.40円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ドル円のじり安による円買いが重しも、対ドルでのユーロの底堅さが下押し圧力を相殺した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.87円 - 142.56円
ユーロドル:1.0994ドル - 1.1021ドル
ユーロ円:156.14円 - 156.74円
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