東京市場は小動きか。先週末の米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックは上昇した。ダウ平均は18ドル安の37385ドルで取引を終えた。3指数とも小動きであったが、ダウ平均は決算を受けたナイキの大幅安が響いて下落で終えた。ドル円は足元142円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて210円高の33270円、ドル建てが265円高の33325円で取引を終えた。
本日の米国はクリスマスにより休場となるが、それを前に22日は3指数とも目立った動意が限られた。日本株も市場参加者の減少が予想される中、小動きかつ、方向感に欠ける展開を予想する。CME225先物からはやや強めのスタートが想定されるが、日経平均は21日、22日と陰線が並んでおり、高くなれば上値が抑えられやすい。一方、25日線(33172円、22日時点)より下では買いが入ると期待できる。CME225先物に寄せてやや強めに始まった後は値幅が出る一握りの銘柄の売買だけが盛り上がり、全体では早々にこう着感が強まるだろう。日経平均の予想レンジは33100円-33350円。
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