26日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は続伸。終値は157.24円と前営業日NY終値(156.73円)と比べて51銭程度のユーロ高水準だった。連休明けの米国株相場が上昇すると、投資家のリスク選好意欲が高まり円売り・ユーロ買いが優勢となった。5時前に一時157.37円と日通し高値を更新した。
ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時181.30円、豪ドル円は97.24円、NZドル円は90.21円、カナダドル円は108.01円、スイスフラン円は167.00円まで値を上げた。
ユーロドルは3日続伸。終値は1.1042ドルと前営業日NY終値(1.1008ドル)と比べて0.0034ドル程度のユーロ高水準だった。10月米住宅価格指数や同月米ケース・シラー住宅価格指数が予想を下回ったことでユーロ買い・ドル売りが先行。ユーロ円の上昇につれた買いも入り、一時1.1045ドルと日通し高値を更新した。
ただ、クリスマスは過ぎたものの、欧州市場はボクシングデーで本日も休場。ニューヨーク勢も本格的な参入は明日以降となるため、閑散取引の中での動意に乏しい展開となった。今日一日の値幅は0.0036ドル程度と小さかった。
ドル円は小幅ながら続伸。終値は142.40円と前営業日NY終値(142.35円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。ユーロ円などクロス円の上昇につれた買いが入り一時142.63円と日通し高値を付けたものの、22日の高値142.66円が目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。
本日の参考レンジ
ドル円:142.10円 - 142.63円
ユーロドル:1.1009ドル - 1.1045ドル
ユーロ円:156.58円 - 157.37円
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