27日午後の東京外国為替市場でドル円はしっかり。17時時点では142.78円と15時時点(142.56円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。アジア株高や本邦長期金利の低下を背景とした円売りの流れが継続し142円後半で下値の堅い動き。ただ、東京午前につけた高値142.85円を前に伸び悩んでいる。日銀が1-3月期国債買い入れ計画を公表したが、買い入れ金額のレンジ下限を引き下げたことが明らかになり、17時過ぎにドル円は142円半ばまでやや売りに押されている。
ユーロドルは底堅い。17時時点では1.1041ドルと15時時点(1.1043ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下を手掛かりにした買いが入り、1.1049ドルまで8月10日以来の高値を更新したが、これまでのレンジは20Pips程度と依然として値動きは限定的。
ユーロ円はじり高。17時時点では157.65円と15時時点(157.43円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。円安の流れが継続するなか、ユーロドルの高値更新の動きも支えに一時157.78円まで高値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.31円 - 142.85円
ユーロドル:1.1029ドル - 1.1049ドル
ユーロ円:157.15円 - 157.78円
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