アジア株は上昇、米株続伸を受け買い先行 中国当局のゲーム規制緩和や中国工業企業利益も材料視
東京時間11:05現在
香港ハンセン指数 16777.32(+152.48 +0.92%)
中国上海総合指数 2928.23(+13.62 +0.47%)
台湾加権指数 17911.59(+20.09 +0.11%)
韓国総合株価指数 2633.87(+20.37 +0.78%)
豪ASX200指数 7597.20(+35.98 +0.48%)
アジア株は総じて上昇、米株続伸を受け買い優勢で始まった。また、中国の工業企業利益が11月に大幅に増加したことや、中国当局がオンラインゲーム規制を緩和する姿勢を示したことも買いを後押ししている。
ただ、中国の景気先行きに対する懸念はくすぶっている。年初にも当局が景気支援策を打ち出す可能性があるものの、その効果は一時的になるとの見方が濃厚。ゴールドマンサックスやモルガンスタンレー、UBSなど金融機関10社は来年も中国不動産市場は低迷すると見ている。中信証券や招商銀行国際など中国の金融機関ですら来年の不動産市場に対し悲観的になっている。
豪州株は続伸、1年半ぶり高値をつけている。素材や金融、消費者サービス関連が総じて上昇。
香港株も続伸。自動車や保険、不動産、消費者サービス、ハイテクなど幅広い銘柄が上昇している。
上海株は下落して始まったが、すぐにプラス圏を回復している。飲料や食料品、生活必需品関連が上昇している。酒造会社の貴州茅台酒は1.2%高、一部商品の値上げを発表した。
みんかぶ(FX)