28日午後の東京外国為替市場でドル円は売りが継続。17時時点では140.81円と15時時点(141.15円)と比べて34銭程度のドル安水準だった。141円前半でいったん下げ渋っていたが、戻りが鈍いなか16時過ぎに仕掛け的な売りが再開。141円を割り込むとストップロス売りも巻き込んで140.72円まで下押し、7月31日の安値140.70円に迫った。
ユーロ円は下値を広げる。17時時点では156.54円と15時時点(156.82円)と比べて28銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げにつられ、クロス円は軒並み軟調な動きが継続。ユーロ円は156.44円まで下押し、ポンド円は180.34円、豪ドル円は96.40円、NZドル円は89.32円まで安値を更新した。
ユーロドルは底堅い。17時時点では1.1117ドルと15時時点(1.1109ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円のユーロ売り・円買いが重しとなり、上値は限られるも、全般ドルの重い動きが続くなか1.1126ドルまで7月27日以来の高値を更新した。時間外の米10年債利回りは前日比プラス水準で推移するも、3.80%台でほぼ横ばいと前日大幅低下の反動は限られている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.72円 - 141.83円
ユーロドル:1.1101ドル - 1.1126ドル
ユーロ円:156.44円 - 157.52円
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