東京市場は横ばいか。米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックは下落した。ダウ平均は53ドル高の37710ドルで取引を終えた。材料難で小動きながらも概ね底堅く推移。ただ、終盤に失速感が出てきたことから、ナスダックはプラスを維持できなかった。ドル円は足元141円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて55円安の33425円、ドル建てが変わらずの33480円で取引を終えた。
ダウ平均が小幅に上昇し、S&P500とナスダックはほぼ横ばい。ドル円も落ち着いており、日本株は動意に乏しい展開を予想する。この外部環境で年初来高値(33753.33円、7/3)を更新するハードルは高く、大納会のご祝儀的な買いは限られそう。一方、S&P500が年初来高値を更新、ダウ平均は史上最高値を更新と米国株の強い基調が継続しており、市場の空白に対する警戒が高まる要素は少ない。方向感が出づらい中、値幅が出ればそれが修正され、前日終値近辺で静かに1年を締めくくると予想する。日経平均の予想レンジは33350円-33650円。
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