29日午後の東京外国為替市場でドル円は小動き。17時時点では141.40円と15時時点(141.31円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。年末で取引参加者が少なく膠着感の強い展開が続いており、値動きは限定的。一時141.14円まで下押したが売りは続かず141.40円台まで持ち直すなど方向感は乏しい。
ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.1065ドルと15時時点(1.1066ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。1.1070ドルを挟んで小幅の上下に始終した。時間外の米10年債利回りは前日比マイナス圏で推移するも値幅は限られ、手がかりとはなっていない。
ユーロ円は17時時点では156.47円と15時時点(156.39円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の安値更新の動きにつられ一時売りに押されるも、安値の156.28円近辺で下げ渋ると156円半ばに持ち直した。相場全体の値動きが乏しく、ユーロ円も狭いレンジ内での振幅にとどまっている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.14円 - 141.67円
ユーロドル:1.1061ドル - 1.1084ドル
ユーロ円:156.28円 - 156.93円
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