3日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。17時時点では142.42円と15時時点(142.12円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが一時3.96%台まで上昇したことが手掛かりとなり、142.49円まで上値を広げて昨年12月27日以来の高値を付けた。
ユーロ円も強含み。17時時点では156.09円と15時時点(155.63円)と比べて46銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が上昇した影響を受け、156.18円まで連れ高となった。また、ポンド円は180.12円、豪ドル円も96.31円までそれぞれ値を上げている。
ユーロドルは小動き。17時時点では1.0960ドルと15時時点(1.0951ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇する場面では1.0950ドル台で伸び悩んだが一時的。1.0960ドルを挟んで方向感に乏しい展開となった。
トルコリラ円は小高い。ドル円の上昇に連れて4.78円まで小幅に値を上げた。なお、12月トルコ消費者物価指数(CPI)は前年比64.77%と市場予想(65.10%)を下回ったが、反応は薄かった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.86円 - 142.49円
ユーロドル:1.0940ドル - 1.0964ドル
ユーロ円:155.26円 - 156.18円
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