5日の欧州外国為替市場でドル円は反発。20時時点では145.21円と17時時点(145.07円)と比べて14銭程度のドル高水準だった。持ち高調整などを背景に17時過ぎに144.80円台まで下押すも、下げが一巡すると米長期金利が上昇するのを眺め、145.38円まで上昇して日通し高値をわずかに更新した。
ユーロドルは上値が重い。20時時点では1.0912ドルと17時時点(1.0923ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。東京市場からの軟調地合いを引き継ぎ、一時1.0903ドルまで下落。その後戻すも1.0930ドル前後で失速するなど上値は重く、米長期金利の上昇が重しとなって1.0904ドル付近まで反落して本日安値に迫った。なお、12月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は前年比・コア前年比ともに予想を下回る伸びとなったが、反応は薄かった。
ユーロ円は下げ一服。20時時点では158.47円と17時時点(158.48円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下押しに連れて158.19円まで下落してわずかに日通し安値を更新すると、その後はやや値を戻して158円台半ばでのもみ合いとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.56円 - 145.38円
ユーロドル:1.0903ドル - 1.0956ドル
ユーロ円:158.19円 - 158.83円
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