8日の欧州外国為替市場でドル円は神経質な展開。20時時点では144.40円と17時時点(144.41円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。17時過ぎに144.60円台まで上昇する場面があったものの、時間外の米10年債利回りが低下に転じると144.10円台まで失速した。ただ、その後は再び144.40円台まで戻しており、144.40円を挟んだレンジ内で上下する展開となっている。
ユーロドルは売りが一服。20時時点では1.0942ドルと17時時点(1.0945ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米株価指数の下落を背景にリスクオフの売りが進み、一時1.0923ドルまで本日安値を更新した。もっとも、その後は米株安が一服したほか、米長期金利が低下に転じたことなどに伴って下げ止まった。
ユーロ円は20時時点では158.00円と17時時点(158.06円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。157.72円までわずかに本日安値を更新したが、売りの勢いも長続きはしなかった。157.90円を挟んだレンジ内で方向感の乏しい動きとなった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.09円 - 144.92円
ユーロドル:1.0923ドル - 1.0954ドル
ユーロ円:157.72円 - 158.49円
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