9日午後の東京外国為替市場でユーロ円は強含み。17時時点では157.84円と15時時点(157.44円)と比べて40銭程度のユーロ高水準だった。本邦長期金利が低下傾向で、欧州長期金利が上昇して始まると日欧長期金利の乖離でユーロ円は157.98円前後まで強含み、一時日通し高値に迫った。
ドル円は買い戻し優勢。17時時点では144.06円と15時時点(143.79円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。本邦長期金利が12月21日以来の水準まで低下し、その後も低い水準を維持したことでドル円は一時144.10円台を回復した。また、クロス円の買いも支えになっている。
ユーロドルは底堅い。17時時点では1.0956ドルと15時時点(1.0949ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。欧州長期債利回りが上昇して始まると、ユーロドルは堅調な動きを取り戻した。なお、独10年債利回りは前日の引け値2.13%台から2.18%まで一時上昇している。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.42円 - 144.28円
ユーロドル:1.0946ドル - 1.0966ドル
ユーロ円:157.23円 - 158.01円
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