10日の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。10時時点では144.53円とニューヨーク市場の終値(144.48円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。日経平均が約33年ぶりに3万4000円台に乗せる中で144.72円まで上昇。ただ、その後は5・10日(ゴトー日)の仲値に向けてドル売り・円買いが優勢となり、144.50円台まで押し戻された。
ユーロ円も伸び悩み。10時時点では157.98円とニューヨーク市場の終値(157.94円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。本邦株高を受けた円売りの流れにより158.17円まで上昇するも、ドル円の下げが重しとなって157.90円台まで押し戻された。
豪ドル円は神経質な動き。豪11月消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ると、直後は豪ドル売りで反応するも一時的。その後は本邦株高を受けて96.84円まで上昇したが、ドル円の下げに連れて96.60円前後まで下押すなど、やや荒い値動きとなっている。
ユーロドルは10時時点では1.0930ドルとニューヨーク市場の終値(1.0931ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.32円 - 144.72円
ユーロドル:1.0927ドル - 1.0936ドル
ユーロ円:157.77円 - 158.17円
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