10日午後の東京外国為替市場でドル円は買い一服。17時時点では144.94円と15時時点(144.78円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。145円手前では売りが散見されたが、売りオーダーをこなすと145.15円まで強含んだ。時間外の米長期金利が高値圏を維持していたことや、日経平均の大幅続伸などがドル円を支えた。しかしながら、本日のNYカットを含め145.00円には複数日カットの大きめのオプションが設定されていることで、145円台ではオプションに絡んだ売りも入り買いは一服となっている。
ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.0926ドルと15時時点(1.0932ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルが買われたことで1.0924ドルまで下値を広げたが、ユーロ円やユーロポンドの買いを支えに1.0945ドルまで反発。しかし、買いの勢いも徐々に削がれ、17時過ぎには1.0923ドルまで下押しするなど、1.09ドル前半でのもみ合いから抜け出せていない。
ユーロ円も買い一服。17時時点では158.36円と15時時点(158.27円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れ158.59円まで強含んだ。しかし、ドル円同様に買いは一服となっている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.32円 - 145.15円
ユーロドル:1.0923ドル - 1.0945ドル
ユーロ円:157.77円 - 158.59円
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