10日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。20時時点では144.93円と17時時点(144.94円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。時間外の米長期金利が低下し、16時過ぎにつけた145.15円を頭に伸び悩んだ。ただ、クロス円の堅調な動きも支えに売り戻しは144.77円近辺にとどめ、144円後半で下値の堅い動き。
ユーロドルはじり高。20時時点では1.0949ドルと17時時点(1.0926ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下がドルの重しとなり、1.0955ドルまで上値を伸ばした。時間外の米10年債利回りは3.97%台まで低下幅を拡大した。
ユーロ円はしっかり。20時時点では158.69円と17時時点(158.36円)と比べて33銭程度のユーロ高水準だった。東京タイムからの円安の流れが継続し、クロス円全般が堅調な動き。ユーロ円は158.73円まで強含み、ポンド円は184.50円、豪ドル円は97.27円、NZドル円は90.67円、加ドル円は108.44円まで高値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.32円 - 145.15円
ユーロドル:1.0923ドル - 1.0955ドル
ユーロ円:157.77円 - 158.73円
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