11日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。20時時点では145.41円と17時時点(145.40円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。市場の目線が今晩の12月米消費者物価指数(CPI)に向けられ手控えムードが強く、145.50円を挟んで小幅の上下にとどまった。時間外の米10年債利回りも3.98%台で低下が一巡し、安値圏での推移が続いている。
ユーロドルはじり安。20時時点では1.0969ドルと17時時点(1.0979ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。1.0959ドルまでやや下値を広げた。ただ、新規の手がかりがなく、米CPIを前にした短期フロー主導の調整に過ぎず方向感は出ていない。
ユーロ円は20時時点では159.50円と17時時点(159.64円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが売りに押されると159.42円まで安値を更新したが、相場全体の様子見ムードが強いなか、売りは続かず159円半ばで動きが落ち着いている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.28円 - 145.81円
ユーロドル:1.0959ドル - 1.0989ドル
ユーロ円:159.42円 - 160.01円
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