12日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。20時時点では145.14円と17時時点(145.15円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。新規の手がかりが乏しいなか、時間外の米長期金利の動向を睨んで145円を挟んで小幅の上下に終始した。米10年債利回りが再び3.96%台まで低下するとドル円は売りに押されるも、東京タイムにつけた安値144.85円を前に下げ渋り145円前半に持ち直した。
ユーロドルは上値が重い。20時時点では1.0960ドルと17時時点(1.0965ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。対資源国通貨などでのユーロ売りも重しに1.0957ドルまでやや下値を広げた。ユーロ豪ドルは1.6355豪ドル、ユーロ加ドルは1.4636加ドルまでユーロ安となった。前日比マイナス圏で推移する独長期金利の動きもユーロの重し。
ユーロ円は20時時点では159.07円と17時時点(159.15円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が再び145円割れの動きになる局面でユーロ円も158.98円まで安値を更新した後は下げ渋るも、ユーロドルの重い動きが上値を圧迫し159円前半で戻りが鈍い。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.85円 - 145.41円
ユーロドル:1.0957ドル - 1.0985ドル
ユーロ円:158.98円 - 159.57円
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