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為替相場まとめ1月08日から1月12日の週

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13

2024-01

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2024-01-13
市場予測
為替相場まとめ1月08日から1月12日の週

 8日からの週は、週後半の米消費者物価指数の発表を控えてドル相場は方向感に欠ける上下動となった。ドル指数は102から103までの間で神経質な上下動を繰り返した。そのなかで浮上したのが円安の動き。能登半島地震の影響で早期の日銀マイナス金利解除観測が後退したことが背景。また、新NISAの開始に加えて、日本株には海外勢からも資金が流入したようで、日経平均がバブル後高値を更新した。リスク動向に改善が円安に寄与した面も指摘されている。ドル円は140円台から145円台へと上昇。クロス円も買われた。そして、注目の米消費者物価指数は前年比+3.4%、コア前年比+3.9%とともに市場予想を超える伸びを示した。この結果を受けてドル円は昨年12月11日以来の高値となる146円41銭まで上昇。ただ、米国の早期利下げ期待が継続したこともあって、高値からは調整売りが入り、翌日12日東京市場で144円80銭台を付ける動きとなった。

(8日)
 東京市場は成人の日のため休場。

 ロンドン市場は、方向感に欠ける取引。先週末の米雇用統計は雇用増が予想を上回る強い結果だったが、ドル買いの動きは続かず激しくドル相場が振幅した。週明けのマーケットは先週末終値水準を軸とする振幅も値幅は限定的。週後半に米消費者物価指数発表を控えるなかで手掛かり難に。ドイツ製造業受注やユーロ圏景況感がやや持ち直すもユーロ圏小売売上高は減少と、欧州経済指標は決定打とはならず。ユーロドルは米債利回りの振幅とともに1.09台前半から半ばでの上下動にとどまっている。ポンドドルは1.27台前半から1.26台後半へと売りが先行したが、その後は1.27台に戻している。ドル円はアジア時間に145円手前まで買われたが、1大台には届かず反落。ロンドン朝方に144.10付近まで下押しされた。その後は144円台前半から半ばで売買が交錯している。米10年債利回りは4.06%台へ上昇したあと、4.01%台まで低下。その後は下げ一服。欧州株や米株先物はやや上値重く推移。NY原油先物は下押し。中国景気の先行き不安などで上海株や香港株が下落している、リスクセンチメントは慎重になっている。

 NY市場は、ドル売りが優勢。ドル円は143円台に一時下落した。NY連銀が発表した12月の消費者調査によると、米消費者の短期的なインフレ期待は低下し、2021年1月以来の低水準となった。米国債利回りが下げており10年が一時4%を下回る中で、ドル売りが復活した。先週の米雇用統計は力強い労働市場を示唆し、市場では3月までの利下げ開始期待が後退。現在は65%程度の確率に低下している。ただ、FRBが3月に利下げを行う可能性を市場がまだ信じているため、短期的にドル下落の可能性があるとの見方も。一方で、ボウマンFRB理事は、インフレの進展が停滞すれば利上げも辞さない、と述べた。ドル円は取引終盤に144円台へと下げ一服。ユーロドルは買い戻しが膨らみ、一時1.09台後半まで上昇。ただ、1.10台での売り圧力も相当程度観測される中で、その水準にはいまのところ慎重なようだ。ポンドドルは一旦1.26台まで値を落としていたものの、NY時間に入って1.27台半ばに上昇した。

(9日)
 東京市場では、ドル安・円高の動き。ドル円は朝方に144.28近辺まで買われたが、東京勢が本格参加してくると米債利回り低下とともに売りに押された。午前中に143.42近辺まで下落。昨日NY市場で3.96%台から4.03%台まで上昇した米10年債利回りが東京市場に入って4.02%前後で落ち着いたことも、ドル高の一服を誘った。ただ、午後には143.90台まで反発している。ユーロドルは1.0950台を中心とした推移。昨日のドル安局面での高値が1.0970ドル台にとどまるなど、1.10超えのユーロ買いに慎重。ユーロ円は午前中にドル円の下げを受けて158円ちょうど前後から157.20台まで下落。午後は少し戻し、ドル円同様にロンドン勢の本格参加を前に157.60前後まで上昇した。

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。米10年債利回りが4.01%付近から4.05%近くまで上昇、ドル買い圧力となっている。ドル円は東京午前に144円台前半から143.40台まで下落したが、その後は反発。ロンドン朝方には144.32近辺に高値を伸ばした。その後は144円を挟んだ取引が続いている。ユーロドルは1.0966近辺を高値に、ロンドン時間には1.0930付近へと軟化。ポンドドルも同様に1.2765近辺から1.2710台へと下げている。米株先物は時間外取引で反落。欧州株もやや上値重く推移。ただ、ロンドン時間に円高圧力は比較的軽微。東京時間の値動きをたどるものにとどまっている。ユーロ円は158円手前が重くなり、154円台前半に軟化。ポンド円は183円台後半から183円手前水準まで下押し。11日発表の米消費者物価指数待ちとなっており、昨日と同様に方向性を探る展開が続いている。

 NY市場で、ドル円は下げ渋り。前半は143円台に下落したが、200日線のある143.40付近ではサポートされて、取引後半には144円台半ばへと買い戻されている。FRBが利下げに踏み切るという市場の確信により、年初からのドル高は動きが一服。先週の米雇用統計は労働市場の底堅さを示したが、市場は3月までの利下げ開始期待をなお排除はしていない。現在は60%程度の確率で見ている状況。その意味でも週後半の2つの重要なインフレ指標を待つことに。ユーロドルは緩やかな戻り売りに押され、1.09台前半に値を落とした。ポンドドルは戻り売りが優勢となり、5日ぶりに反落。ただ、1.27台は維持し、本日1.2695付近に来ている21日線の上も堅持している状況。

(10日)
 東京市場は、円売りが優勢。日本の実質賃金が予想以上に低下、20カ月連続のマイナスとなったことで、市場には日銀の早期マイナス金利解除観測が後退した。ドル円は朝方につけた144.32近辺を安値に、その後は買いの流れが続き、昼前後には144.94近辺まで上昇。あすの米消費者物価指数を控えて145円台トライには慎重となったが、押し目も144.70割れまでと限定的。TOPIXの終値がバブル後の最高値を更新、リスク選好の動きが円売りにつながった面も。ユーロ円は朝の157.77近辺から昼過ぎには158.46近辺の高値を付けた。午後も158円台前半に高止まり。ユーロドルは1.0926-36の狭いレンジ取引。

 ロンドン市場は、米債利回り低下でドル安の動き。東京市場での円売り圧力を引き継いで、ドル円は一時145.15近辺まで高値を伸ばした。しかし、その後は米10年債利回りが4.03%手前で上昇一服、一時3.98%割れまで低下したことで、ドル安と円安がドル円の値動きを相殺し、144円台後半から145円付近で売買が交錯している。ドル安の動きは対欧州通貨などで顕著。ユーロドルは1.09台前半から半ば超えへ、ポンドドルは1.27台割れ水準から1.27台前半へと上昇。クロス円は東京市場から引き続き堅調で、ユーロ円は158.80付近、ポンド円は184.55付近へと安値から約1円幅で高値を伸ばしている。円安の動きは、東京朝方に発表された実質賃金が予想以上に低下し、20カ月連続のマイナスとなったことで、日銀の早期マイナス金利解除観測が後退していることが背景。

 NY市場では、ドル円が145円台後半まで上昇した。明日の12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、全体的には様子見気分が広がる中で、ドル円は上値追いの動きが加速した。市場は3月利下げ開始の可能性をまだ排除できない中で、明日の米CPIは総合インフレの鈍化が一服すると見られている。これまでインフレ鈍化の主因となっていたガソリン価格が12月は小幅に上昇していたことが要因。円安もドル円を押し上げていた。東京時間に11月の毎月勤労統計が発表になっていたが、現金給与総額が前年比0.2%増と予想を大きく下回っていた。能登半島地震への救済支援もあって、少なくとも今月の日銀決定会合ではマイナス金利の解除は無さそうだ。ユーロドルは1.09台の狭い範囲での推移が続いている。シュナーベルECB専務理事の発言が伝わっていたが、利下げの議論は時期尚早との見解を繰り返し言及していた。ポンドドルは買い戻しが優勢となっており、1.27台半ばに上昇。ベイリー英中銀総裁や複数の英中銀委員の議会証言が行われていたが、利下げ可能性についての直接的なコメントは伝わっていなかった。

(11日)
 東京市場では、ドル円が軟化。午前の取引で145.80付近から145.30台まで下落した。前日のドル高・円安に反動がみられた。米10年債利回りの低下や、米消費者物価指数の発表を控えたポジション調整とみられる売りが入った。午後には145.28近辺までわずかに下値を広げた。ユーロ円も軟調に推移。160円付近が重く、159円台後半から半ばで推移している。ユーロドルは1.0970付近から1.0980付近までの小動き。

  ロンドン市場は、ややドル買いの動き。ただ、米債利回りは低下しており、米消費者物価指数発表を控えて各市場まちまちの動き。欧州株や米株先物は買いが先行したが、上げを消す動きがみられており方向性は希薄。ドル円は東京市場での下落が一服し、145円台前半から半ばへと下げ渋り。ユーロドルは1.0990付近まで小幅に買われたあと、1.0960付近に安値を広げる動き。ポンドドルは1.2770台まで買われるも、その後は1.2730台まで反落。クロス円はやや円高に。ユーロ円は160円付近で上値を抑えられると、159.50割れへと軟化。ポンド円は185.80台を高値に185.20台へと下押しされた。仏中銀総裁は「フランス経済は減速しているものの、懸念されていたよりは堅調」「インフレ率は、今後数カ月で3%下回るだろう」などと述べていた。

 NY市場では注目された米消費者物価指数(CPI)を受けてドルが振幅した。145円30銭前後で発表を迎え、CPIは前年比+3.4%と市場予想の3.2%、11月の3.1%を超える伸びを示した。食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比+3.9%と11月の4.0%からは鈍化したものの、市場予想の3.8%を超える伸びとなった。この結果を受けてドル円は146円41銭まで上昇。昨年12月11日以来の高値を付けた。もっとも、米国の早期利下げ期待が継続したこともあって、その後はドル売りとなり、夕方には米CPI発表前水準に戻した。発表前に1.0990ドル台まで上昇していたユーロドルは、発表後に1.0930前後までドル高が進んだ。ただこちらも続かずNY午後に1.0980台まで上昇。クロス円はドル円の上昇を受けていったん上値をトライ。ユーロ円は160円の大台を超えて160円18銭まで上値を伸ばした。もっともドル円の下げもあってすぐに159円台後半に戻し、その後159円台半ば割れまで下げている。
 
(12日)
 東京市場でドル円は前日の高値からの調整売りが続き、朝方145円を割り込んだ。その後いったん145円40円台まで戻したが、前日にいったん146円41銭まで上値を試したことで一服感が出ており、昼頃にかけて再びドル売りが強まると、144円85銭まで下げている。その後は145円台前半を中心とした推移となった。ユーロドルは1.09代後半での推移が継続した。ユーロ円はドル円の下げもあって159円00銭台まで一時売りが出たが、大台を維持したこともあり、少し戻してもみ合いとなった。
 
 ロンドン市場でドル円は145円ちょうどを挟んでの推移。米債利回りの低下や米株先物時間外の売りなどに円買いが入る場面も、東京市場の安値を割り込まず反発。高値も東京市場の高値を超えずと、レンジ内での動きに留まった。リスク警戒の動きからドル高円高となっており、ユーロドルは1.0950を割り込む動き、ポンドドルは1.2780前後から1.2720前後まで下げている。クロス円も軒並みの低下で、ユーロ円は159円を割り込む動き。ポンド円の下げがより厳しく、朝の185円50銭台から下落し、ポイントとなる185.00を割り込み184円70銭前後を付けた。

 NY市場はこの日発表の米生産者物価指数(PPI)を受けてドル売りが強まり、ドル円は144円台に下落している。12月の米PPIは前日の消費者物価指数(CPI)と違い、予想を下回った。3カ月連続で低下し、企業レベルでのインフレは鈍化傾向が続いている。この数字はいずれ消費者物価に反映される可能性があるが、これを受けて短期金融市場ではFRBの利下げ期待が高まっており、年内の合計の利下げ幅予想が1.60%ポイントまで拡大している。ドル円は節目の145円を再び割り込んでいるが、早期にその水準に戻せるか注目される。今週は145-150円へのレベルシフトの期待も高まったが、現状からはその期待は後退しそうな気配となっている。

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