前田元日銀理事「マイナス金利解除は春頃」 きょうは12月国内企業物価指数、34カ月ぶりにマイナスか
元日銀理事の前田氏は春闘における賃上げは昨年を上回る4%程度となる可能性があり、春頃までには日銀がマイナス金利を解除すると見ていると語った。
前田氏は、企業収益や人手不足を踏まえると今年の春闘は昨年を上回ると考えるのが自然だ。全体の賃上げ率は昨年を上回り4%程度になることも十分あり得ると述べた。ブルームバーグが報じている。
春闘の集中回答がある3月のあとの4月会合で日銀がマイナス金利を解除するとの見方が多いものの、先週末に日銀が物価見通しを下方修正する方向で検討しているとの報道を受け、マイナス金利解除がさらに遅くなるとの声も聞かれる。
本日は12月の国内企業物価指数が発表される。前年比-0.3%と2021年2月以来、34カ月ぶりにマイナスになる見通し。19日には12月の消費者物価指数が発表される。総合、コア、コアコアと揃って前回から伸びが縮小する見込みとなっており、物価統計の内容次第では春頃の政策修正観測が一段と後退する可能性も。
きのうの債券市場では日本の2年債利回りが約6カ月ぶりにマイナスになり、一時-0.005%まで低下した。
みんかぶ(FX)