16日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。17時時点では146.16円と15時時点(146.16円)とほぼ同水準だった。15時前につけた146.27円を高値に上昇が一服し、11日の高値146.41円を前に伸び悩んでいる。ただ、時間外の米長期金利が高止まりしていることも支えに146円台を維持し下値の堅い動き。
ユーロドルは上値が重い。17時時点では1.0917ドルと15時時点(1.0915ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米長期金利の上昇がドルの支えとなるなか、英雇用データを受けたポンドドルの下落も重しに1.0909ドルまで安値を更新した。
英9-11月週平均賃金(除賞与)は+6.6%と市場予想と一致するも、前回の+7.3%から伸びが鈍化し、ポンドドルは一時1.2663ドルまで弱含んだ。
ユーロ円は17時時点では159.57円と15時時点(159.53円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。159円半ばの狭いレンジ内で方向感に欠ける動きが続いている。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.59円 - 146.27円
ユーロドル:1.0909ドル - 1.0951ドル
ユーロ円:159.24円 - 159.72円
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