16日の欧州外国為替市場でドル円は上昇幅を拡大。20時時点では146.66円と17時時点(146.16円)と比べて50銭程度のドル高水準だった。時間外取引の米10年債利回りが米3連休前12日のレンジ上限4.005%を上回り4.009%近辺まで上昇。ドル買いの流れが続き、ドル円は昨年12月7日以来の高値146.75円まで上昇した。
ユーロドルは軟調。20時時点では1.0881ドルと17時時点(1.0917ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利上昇によるドル買いに押され、目先の下値の節目となる5日安値1.0877ドルに迫る1.0879ドルまでユーロ安・ドル高推移。ポンドドルも1.2626ドル、豪ドル/ドルは0.6597ドル、NZドル/ドルは0.6152ドルまで安値を更新した。
ユーロ円はもみ合い。20時時点では159.58円と、17時時点(159.57円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の円安推移を支援に本日高値圏付近の底堅い動きだったが、ユーロドルの軟化が重しとなり上値を伸ばせなかった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.59円 - 146.75円
ユーロドル:1.0879ドル - 1.0951ドル
ユーロ円:159.24円 - 159.72円
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